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盛り上がれるから、生きづらい

訳あってオンライン婚活パーティーに参加しました。
なんやかんやでマッチングもして、連絡先の交換もして…心底、向いてないなと思いました。

と、いうのも。

参加者全員と1対1で話すシステムで、時間は1人につき10分。盛り上がればあっという間ですし、盛り上がらないと地獄のような長さだと思います。
口下手で全然盛り上がらなくて向いていないと思ったわけではありません。むしろ、その逆です。
自分でいうのもなんですが、わたしはそういう時に「ちゃんと」盛り上がれます。相手が多少口下手だろうと人見知りであろうと、10分程度であればそれなりに楽しく話すスキルは日本に住む人間の中では平均よりは高い自信がありますし、実際それなりに全員とお話できました。

でもそれは、「そのようにできる」というよりも、「そうなってしまう」という表現が近くて、たとえ相手がタイプじゃなかろうと、自分がイベントそのものに乗り気でなかろうと関係なく質問は次から次へと出ますし、相手の言葉にはやや大げさに反応します。もちろん表情は笑顔で。
これは、怒る場面で愛想笑いしてしまうのと同じで、自分のその時々の感情とは別のところで勝手に動く癖みたいなものです。

身もふたもない言い方ですけど、婚活とか、恋活において、どんな話題でもリアクションしてくれて、自分で会話をリードしなくてよくて、楽しそうに笑う女性は相手にとっては楽ですし、マッチング率も高いです。

それが偉いとか、できることがすごいのだと言いたいわけではありません。
ただ、わたしにはそういう悪癖があることは事実で、その結果、マッチングもしました。自慢のようですが、違うんです…

マッチング後はお互い連絡先交換をして、その後はデートなり電話なりして、交際に発展するのが流れだと思いますが、わたしがあまり乗り気でない以上、相手がわたしを「狙う」ような関係性になります。ここでも、自慢みたいですが、もちろん違うんです…

わたしは、この、「狙われる」という状況が怖くて仕方ないのです。

わたしモテるから困っちゃうの、などと言いたいわけでもありません。
本当に、心底、どんな相手であろうと怖いのです。それが片思いの相手だったとしても、怖いです。
好きな人や長い付き合いだったら、時間をかければ怖さを乗り越えることもできますけれど、たった10分話しただけの人間に狙われるのは、ただただ恐怖の対象です。
逃げたい。なかったことにしたい。それしか考えられないのです。交際後のイメージなんて1ミリたりとも出やしない。今回だけでなく、今までも同じだったので、マッチングした相手が悪いわけではありません。

この恐怖がどこからきているのかは自分でもわかっていません。ただ漠然と怖くて、目も耳もふさいで縮こまってしまいます。男性恐怖症でもないですし、フィジカル的な差はあれどそれも別にどうってことありません。なにかしらの防衛反応なのか、精神が発達しきれていないのか、それとも生来的なものか、ただ現状を維持したいだけなのか。
たぶん、全部なような、気はしています。

明確にわかることは、追いかけられるとすぐに怖くなるくせに、誰とでも盛り上がれる悪癖を持つわたしは、婚活パーティーという場に限りなく向いていないということ。
たぶんアプリでも同じなので…少なくともよっぽど狩りの状態でない限り、安易にやるべきではない。

人間何かしらの生きづらさは抱えているんでしょうが、それにしてもよくわかはん生きづらさだな。


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