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決算書の作り方〜初心者編「貸借対照表」

法人を設立したはいいけど、青色申告の意味、知ってましたか?
簿記3級レベルの知識は経営者としては当たり前
そんなことも知らずに立ち上げてしまったあなた
これから一緒に学んでいきましょう!

バランスシート


まずは、貸借対照表。
バランスシート、とも言われます。
BSです。(BLボーイズラブではありません)

簿記の基本は左右対称。
右と左の数字の合計が一致します。

不思議です。

でも美しいです。

BSの右側


負債と純資産が右側にきます。

負債


負債とは、借りてるお金のこと。
2種類に分けられます。
流動負債と固定負債。

これはめちゃくちゃシンプルに
1年未満の借入なのか
1年以上の借入なのか

で分かれます。

1年以上の借入負債は固定負債になります。

簡単ですね。

純資産

純資産とは、会社の資本金やその他の包括利益累計額を言います。
資本金はなんとなくイメージできても、
その他の包括利益累計額、って難しそうですよね。

資本金とは、返す必要のない株主からの出資金

事業を通じて得た利益の蓄積等
剰余金等の自己調達した資金

科目としては、資本金、資本剰余金、利益剰余金

基本的には元手か利益の蓄積のいずれかに分けられます。

純資産を見れば、その会社の安定度がわかりますね。

純資産÷総資本は大きいほど健全と言えます。

右側の科目


流動負債の科目は

支払手形
買掛金
短期借入金
未払金
賞与引当金
預り金

__________________
固定負債の科目は

社債
長期借入金
退職給付引当金

___________________________________

純資産の科目


株主資本の科目は

資本金
資本剰余金
利益剰余金
評価・換算差額等
新株予約権

などです。

資産

貸借対照表の左側は、資産です。
資産と純資産、紛らわしいですよね。

どう違うのか?

資産にも2種類あって、流動資産と固定資産です。

流動資産は「すぐに現金化しやすいもの」
固定資産は「現金化しにくいもの」

と分けられます。

読むときのチェックポイント



なので決算書を読み解くときのチェックポイント
「固定資産<固定負債+純資産」は支払い能力がある

つまり、固定資産が大きいと現金が足りなくなりショートする危険性が出てくると考えられます。

ちなみに
チェックポイント
「流動資産>流動負債」は資金繰りがうまくいっている
はイメージしやすいですよね。

流動資産の科目は

現金及び預金
受取手形
売掛金
有価証券
商品
前払費用
貸倒引当金
など

固定資産の科目は
有形固定資産

建物
機械装置
車両運搬具
土地

【無形固定資産】
のれん

ソフトウェア

【投資その他の資産】
投資有価証券
出資金
長期貸付金
長期前払費用


などなど。。


貸借対照表(Balance Sheet)
その日その時点での会社の懐状態がわかる書類。
いくら現金を持っているのか、いくら借金をしているのか、いくら元手を持っているのか、がわかるようになっています。

貸借対照表

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