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子育てがツラい原因は発達遅れだった。3歳7ヶ月長男の話〜発覚から受診。その後〜


「子育てツラい…!向いてない…!!」

毎日そう思っていた頃、

「長男くんは言葉の発達が遅れているかもしれない」と保育園の先生からお話をもらった。

目から鱗。
母親である私は、まったく気がつかなかった。


子供の発達遅れが原因で「子育てツラい」と感じている親も多いらしい。

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担任の先生から発達遅れのお話をもらった頃、「子育て大変…子育て苦手だ…」と私は毎日が嫌になってた。

子供の発達遅れが原因で「子育てツラい」と感じている親も実は多いらしい。(と保健師さんが言ってた)

もしかしたら、発達の遅れに気づいてもらえないまま大人になる子供も多いのかな?
事実、同時期に受けた3歳半検診では発達の遅れを指摘されなかった。

たぶん、本当に数ヶ月程度の遅れなので、毎日一緒にいる保育園の先生がやっと気づけるレベルなのかも。集団生活を開始して、発達遅れの指摘を受ける子供もいるらしい。

(保育のプロや子供に関する知識がある人ってすごい…!先生いつもありがとう)


保育園の先生からの指摘で、かかりつけ医に相談。
長男は発達外来を受診することになった。

幸いにも、かかりつけの病院内に発達外来があり、予約はスムーズにとれた。3週間後。

これが紹介状を持って初診でかかる場合には、2〜3ヶ月待たされることもあるらしい。(その間に成長して現状に変化が出そうだね。)

そして発達外来の受診日が来た。


〜これ以降は有料記事となっています。〜

有料部分の内容は、

・保育園の先生から発達が遅れているかもしれないとお話をもらった時の状況、心境
・発達が遅れているといわれた症状(3歳7ヶ月時点)
・発達外来受診

をまとめています。私の育児記録のようなもの。

誰かの参考になれば幸いです。



長男の発達遅れ

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保育園の先生から発達の遅れについてお話をもらった。
内容はこんな感じだった。

・質問に合った回答ができない
・お友達とのやりとりも、大人の仲立ちが必要な場面が多い
・一斉指示が理解できない
・理解できないと感じると「やらない!」と言いがち
・言葉で伝えることが苦手
・たまに手が出る
・癇癪を起こす
・同じ月齢の子供と比較すると、少し幼い部分がある

どうやらこれらの症状は、3歳7ヶ月という月齢にしては少し幼く、発達が遅れている可能性があるらしい。

正直、母親の私は、長男の発達が遅れていることに全く気づかなかった。

たしかに、癇癪を起こしてどう対応していいか分からなくなることはあった。
会話が通じないな〜と思うこともあった。


2歳の頃、言葉が遅い〜〜って言われたことはあったなぁ…


でも、それら全て『この年齢なら普通のこと』と思ってた。

同じ時期に受けた3歳半検診でも何も指摘されなかったし…

たぶん、『毎日一緒にいる保育のプロ』の先生だから気づけた発達遅れなんだと思う。


発達外来の受診、診断結果

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発達外来の受診日。
診察室へ通されると、一通り問診を受けたあと、医師による発達検査を受けた。

長男への質疑応答、体の動きの確認などが20〜30分ほど。

次に、母親の私への質問と診断結果の説明が30分ほど。
そのあいだ長男は、看護師さんや研修医の先生たちが遊んでくれた。
(母親と離れても活動できるかなども診ているらしい)


そして医師の診断が出た。


【診断結果】
・自閉症の症状は見れらない
・言葉の発達が遅れているようだ
・言葉レベルは3歳ぐらい。およそ8ヶ月ほど遅れている。(長男は当時3歳8ヶ月)
・癇癪は気持ちを言葉で伝えられないから起きているものであろう

【今後】
・語彙力が増えてくると、癇癪や手が出るなどの行動が減っていくかもね
・テレビやYouTubeなどのメディアは控えよう。1日1〜2時間程度に抑える。
・このまま発達が遅れたまま成長するかもしれないし、どこかで急激に成長し、同じ月齢の子に成長が追いつくかもしれない。今はまだ分からない。
・定期的に発達外来を受診しよう
・子供への接し方を学べる親向けの講座もおすすめ(院内で行われている講座受けることにした

医師から「言葉の発達が遅れています」と聞いて、どこかスッキリした。

「そうだったのか〜」と納得できて、すべてが繋がった感じ。

なんか楽になった。


子供への接し方を学べる講座「ペアレントトレーニング」受けてみた

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さっそく、子供への接し方を学べる親向けの講座『ペアレントトレーニング講座』を受けてみました。(全部で6回あるらしく、現在2回目)

ペアトレーニング(通称:ペアトレ)とは、発達がデコボコで気持ちに行動を合わせられない子供への接し方や関わり方を教えてくれる保護者向けのプログラム。

一応、本もいろいろ出てます。


子どもを矯正しよう!とか治そう!ではなくて、『大人が子供に合った接し方を学んで、楽しく子育てしていこう!』というのがペアトレ。

私が受けているペアトレ講座でも心理士さんが『子供への接し方、褒め方』を教えてくれます。

【ペアトレで教えてもらって参考になった考えかた】
・テレビやユーチューブは大人でも面白いから子供でも面白いしハマってしまう。だけど「テレビやYouTubeのほかにも楽しいことがあるんだ!」と知ってもらいたい
・親も子供も25%できればOK!家族で食卓で夜ごはん食べれればOK!
・できたことを褒める。椅子に静かに座っていられた、自分からおもちゃを片付けたなどなど
・癇癪を起こしているうちは何言っても聞く耳持てない。安全を確保して落ち着くまで様子みる。相手してしまうと味を占める可能性が…
・悪いことをしているときは無視。危険な場合はすぐ注意。良いことをしたら褒める


子供への接し方は、発達の遅れがみられない子供を持つママパパでも参考になることが多いだろうな〜と思いながら、毎回聞いてます。


と、まだ2回しか行ってないけど、いろいろ教えてもらってます。
そして同じように発達遅れのある子供を持つママやパパたちとお話をするのも地味に楽しい。

また、「全部をすぐにできないし、すぐにできなくていいんだよ〜」というラフな感じもあり、居心地がいい(子供にもこう接したいなぁと思った。)


※厚生労働省もペアレントトレーニング実践ガイドブックを出しています
→https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/000653549.pdf


発達の遅れを知ることができて、楽になった

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長男の発達の遅れを知ることができてから、子育てが楽になったように感じます。接し方をいろいろ教えてもらえているからかな?

発達の遅れがあるとお話をもらったときは正直ショックでした。

子育てがツラい…と感じていた時期でもあるので、ショック度が大きかったです。落ち込みました。

でも発達外来を受診して、「言葉の発達が遅れています」と診断をはっきりもらい、子供への接し方を教えてもらううちに、どこか楽になってきたように感じます。原因が分かってスッキリした、というか。(とはいえ毎日ブチギレたりしますが)

私が「子育てがツラい」と感じていた原因の一つには、発達の遅れがあったのかも。(いや、あった。)

もし、「子育てがツラい…しんどい…」と感じている方は、町の子育て支援課や保健師さん、小児科の先生など各所に相談されるのもいいかもしれません。

もちろん、発達遅れが原因ではない可能性も高いですが、誰かに話を聞いてもらえるだけでもスーッと楽になるかも。

そんなお話でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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