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登山が教えてくれること

昨年、どっぷり登山の魅力にハマった友人のSNSで
近隣の低山登山を見て

「久しぶりに登ってみたい」

そんな気持ちになった。

私が生まれた故郷では、小学校5年になると
四国の霊峰石鎚山登山という恒例の活動があり
長い時間をかけて登頂した記憶がある。

結婚してからも、海や山、自然に触れ
登山も家族で何度か行った程度ではあるものの
年に一回あるかないかだった。

かと言って、山靴はもう経年劣化でボロボロになって
捨ててしまったし、
あるとしたら日常使いのスニーカーか
ランニングシューズ。
1度目は、ランニングシューズで登った。

500mない低山を1時間かからず登る。
途方もなく長い階段が目の前に現れると
気持ちがめげそうになるけれど
ひとつひとつ踏み締めて行くと
あっという間に上に到着した。

普段、犬の散歩で、坂の多い道を歩くので
疲れはなく、むしろ清々しさや解放感が先立って
目の前に広がる街並みや山、はるか遠くに輝く
海の凪を見ていると、心が洗われる。

岩場の好きな友人は、終始楽しんでいる。
その姿を見るのも楽しい。

私も岩場は好きだ。
どこに足をかけ、手をかけ
引きつけて登るか…考えながら
登って行くと、ちょっとしたゲームを攻略できた
達成感のような感じがする。
身体の使い方も、徐々に良くなってくるようだ。

股関節が柔軟であることが、結構重要と
気づいたら、日々のストレッチや歩くことが
更に楽しめるようになって来た。

登山は修行みたいで辛い、キツイと
頭から拒否する友人もいるけれど
たしかに…キツイよ笑
しんどいから、途中で引き返したくなる気持ちに
なる時もあるさ。

でも、何だろ。この気持ちは。
結局、割と良い値段のする山靴を新調してしまった。
これは、登るっきゃないっしょ。

少しずつハードル上げながら、今年は
登山を楽しみたいと思うアラフィフの年明け。


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