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2️⃣日本語教育能力検定試験の過去問の解き方 + 試験の分野別の勉強方法

みなさん、こんにちは!Mayonです。
2年間挑戦して合格した日本語教育能力検定試験について書いていこうと思います。

【 日本語教育能力検定試験の合格記事の連載予定 】
1⃣試験の学習計画表や使用教材 
2⃣過去問の解き方 + 試験の分野別の勉強方法
3⃣聴解対策
4⃣記述式問題・歴史の勉強方法
5⃣時事問題対策

今回の記事の主な内容は2⃣過去問の解き方 + 試験の分野別の勉強方法についてです。
※個人的な記録のような内容になっていますので、参考程度にお読みください。


1.分野別の勉強法

①この2冊で全体像を把握

☆まずは参考書でインプット!
ここであまり時間を割かないようにしました。1回目では参考書にばかりに時間をかけて失敗した苦い経験があります。それよりも過去問を解くほうが大事だと思いました。ですので、なるべくたくさんの参考書にてをつけすぎないようにしました。


(1)ベーシック日本語教育


(2)日本語教育に生かす第二言語習得研究

時間に余裕があればテキストを追加してもいいと思います。過去問の勉強でで必要だなと思ったので、そのときに少しづつ本を追加していきました。
他の合格者の方の記事を読んで色々と探してみてください😊

②基礎的な文法知識を吸収

読み進めながら問題を解いて知識を定着させました。付録の学校文法の知識など過去問で問われているものもあるので、必死に暗記しました。


③専門的な音声の知識

1回全体的をざっくり読むことに集中!
最初は理解するのが難しかったので、さ~と読みました、
試験で問われたことのある内容があったので、過去問を解きながら復習しました。音声は範囲が広く難しいところもありますが、覚えていくとだんだん理解していきました。


④その他

過去問で出題されているので、私が大事だと思ったところを暗記しました。
例えば、「常用漢字表の前書き」「敬語の指針」「現代仮名遣い」「ローマ字のつづり方」などです。
覚える箇所のページをコピーして、ノートに貼り、緑のマーカーペンで引いて赤下じきで覚えました。


↙️参考書についてはこちらの記事で紹介しています。


・大根隊長のYouTube

大根隊長の一問一答でアウトプット😎🔥
これで自分の知識不足を要確認できるので、ブートキャンプしてみてください!


2.過去問ノート作成

①なぜ過去問ノートを作るの?

過去問はただ解けばいいのではないと思ったので、「2回目を解く前に復習するため」と「試験1か月前にもう一度確認するため」にノートが必要だと思ったからです。

2回目を解く前に復習するため

過去問は2回解くことが大事です。
過去問ノートで復習してから2回目解きました。もちろん2回目は点数はいいです。この2回目の解く前の復習のときにすべての答えや解き方を全暗記するつもりで復習していました。時間が経過したら忘れてしまいましたが、次の過去問を解いたとき、その知識がしっかり生かされていました。
復習時は少し退屈だったので、ぶつぶつ言いながら立って覚えました。

②過去問を2回解く理由

過去問を2回解くことで過去問の解き方を確認できるからです。
2回目解くときは選択肢の答えは覚えていますが、どうしてその答えになるかの途中の解き方を確認することが大事だと思いました。

・点数表作成
あと、モチベーションをUPさせるために点数表も作成しました。
お見せするのは恥ずかしいですが、写真のようにどんどん書いていくことで点数が上がるとやる気が起こりました。


③過去問はすべての試験Ⅰを解いてから、試験Ⅲを解いた

最初はその年の試験Ⅰが終わったら、試験Ⅲを解いていたのですが途中で方向転換しました。
これは旧TwitterのXの情報なのですが、すべての過去問試験Ⅰから解いて、終わったら試験Ⅲを解いたほうがいいという投稿を見てその方法で解きました。
すみません…何でかは忘れてしましました。
でも、この方法で解いたら試験Ⅲが解きやすかったのを覚えています。
下の表は私が記憶を頼りに作ったものです。私の場合なので参考程度に見てください。


【 ここで少し休憩 】

・過去問を解く前の準備で大変だったこと

過去問を解く前に準備したことがあります。
それは毎回過去問を二回分コピーしたことです。
過去問は本に直接書かないほうがいいと思ったので、私はコンビニでコピーしていました。ですが、お金はかかるし時間は要するし結構大変でした…!!!よく人がいない早朝にコンビニへ行きました。
コンビニの店員さんとこれがきっかけで仲良くなりました。
しかも、マークシートもコピーしていたのですが、最初の頃はよく忘れていました。もう1回行くのが、めんどくさかったです。
皆さまもマークシートのコピーを忘れないようにお気をつけてください✋

④過去問ノートの作成の仕方

ではどのように過去問ノートを作ったか一連の流れを書いていきます。

1)図書館で試験時間通りに1回目の過去問を解く
2)1回目解いた過去問のコピーをノートに貼る
  (※写真のようにマスキングテープを使うと楽だった)

3)3つの過去問解説サイトを比較しながら、答えを確認
  青いペンやマーカーペンで答えや解き方を記入

R4・試験Ⅲ
R4・試験Ⅲ
R2・試験Ⅰ

4)この過去問解説サイトをみているときに、苦手分野ノートも一緒に作成
  ※苦手分野ノートの詳しい作成の仕方はのちほど
5)過去問ノートができたら、読みながら復習
  なぜその答えになるか考えメモしながら覚えた
6)過去問2回目を解く
2枚目コピーした白紙の過去問を解く 
  →点数を記入

・試験1か月前にもう一度みる!
この過去問ノートは試験1か月前にもう一度確認して復習しました。全部は無理でしたが、ここまで頑張ったなあとモチベアップにもつながりました。どんな問題が出るかなと予測して復習するのもおすすめです。

※過去問ノートの写真なんですが、字が汚かったり、誤字脱字または内容や答えがまちがえているかもしれないので、あくまでも参考程度にご覧ください。よろしくお願いします。

⑤お世話になった過去問解説サイト

1つだけだと偏りそうだと思ったので、3つサイトを見比べていました。
各サイトの解き方の考え方が異なったりするので、大変勉強になりましたした。また日本語の言語のおもしろさを発見でき、非常に楽しかったです。過去問サイトの中には練習問題もあるのでチャレンジしました。
ぜひ、1つだけではなく、自分に合うサイトを探してみてください。
独学では絶対必要な過去問解説サイト様です!
本当にありがとうございました。

1)「日本語教育ナビ」・むきえびさん


2)毎日のんびり日本語教師・髙橋 龍之介先生


3)はま先生の「日本語教師のはま」


⑥私が実践していた過去問の選択肢の選び方

私は消去法で選択肢を選んでいました。まず、選択肢の中の1つ1つの文章が長すぎるので、確信をもってこれだ!と選ぶのが難しかったからです…
写真のように文章に線を引いて、その下に✖や△、〇などを書いて解いていました。

大根先生のYouTubeで詳しく解説してあるので、ぜひ見てください😆


3.苦手分野ノート作成

主に「①音声学」「②文法・教育・心理学」「③時事問題」の分野別にわけてミニノートを作りました。

※苦手分野ノートの写真なんですが、字が汚かったり、誤字脱字または内容がまちがえているかもしれないので、あくまでも参考程度にご覧ください。よろしくお願いします。

①音声学ノート

自分は音声学が苦手だったので、音声学だけで1冊できました…
写真のように参考書のコピーを貼り、大事な箇所緑マーカーペンで引いて赤下じきで覚えました。他には聴解でまちがえた問題を分析してノートに書きこんだりしました。音声記号では同じ調音点、調音法でまとめたりして各グループで暗記…など色々やっていました。

②文法・教育・心理学ノート

過去問でよくまちがえた所や自分が苦手だと思ったところ、過去問解説サイトで勉強したことを表などにしてまとめました。

【 勉強キーワード例 】
・テストの種類(EJU・JLPTなど) ・ジョハリの窓 
・学習ストラテジーの種類 ・訂正フィードバックの種類
・集団/目標基準準拠テストの違い(どのテストが分類されるか)
・CBIとCLILの違い ・比喩表現まとめ ・コードスイッチングの分類
・学校文法の活用形まとめ ・教授法まとめ ・言語類型論
・アコモデーション理論

…などなど。まだたくさんありますが、このように自分が重要だと思ったものをノートに書きました。

③集計などをまとめた時事問題ノート

過去問を解いていると、最後の問題らへんで国内の学習者数などの集計に関する問題や国語に関する問題、日本語教育と関係している機関名などが問題に出たりします。敬語の指針などで国語表記のハンドブックの一部をコピーをして覚えました。


時事問題と関係しているサイトを別の記事でまとめようと思っているので、参考にしてみてください🌷

・試験1か月前にもう一度みる!
この苦手分野ノートは試験1か月前にもう一度確認して復習しました。忘れていることも多いので、直前でみて大変助かりました!


4.応援メッセージ送信

質問や感想、リクエストなど送ってくださると今後の活動の励みになります!

また、不具合やミスがありましたらこちらのフォームに送ってくださると大変助かります。お手数をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
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