マオ

なんでもない日常のこと、感じたことを素直にぽつぽつ、と書きます。

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  • 自分史

    私のプロフィールのようなものです。

最近の記事

迷って悩んで動けないでいるあなたへ

人生には何度か転機が起こると言われますが、私にとってそのひとつがシロクさんの講座でした。 3年前にタロットで占って受講を決めました。 なんでタロットなのかと言うと、迷いすぎて決められなかったから……!(のちに、同期生で仲間が居たと知る笑) 何が出たのかまではもう覚えてませんが、受講した方がいい雰囲気のカードで「これはもう受けるしかねぇ…エイヤ!!」と勇気を絞り出して、申し込んだことを今でもはっきりくっきり覚えています。 当時の私は昔よりもずいぶん生きやすくなっていたものの

    • 意識と無意識を行ったり来たり

      決められた砂箱の中に自分の感覚のまま、好きなミニチュアを置いていく心理療法のことを、箱庭療法という。 今回はその講習会に行き、自分でも体験をしてきた。 一回目はグループ置き、といって数人でひとつずつ好きなものを置いていく方法。 一番目の人が大枠を作っていく。 実際にやってみると、自分を含めてめっちゃ性質が出やすいなあ、と思った。 前の人が選んだもの、雰囲気に合わせてみたり、好きなものを選んでいるけども、邪魔にならないようにサイズが小さかったり被らないように置いていたり。

      • 想いを言葉にすると重りにはならない

        坂口恭平さんを知ったのは、「自分の薬をつくる」という書籍からだった。 どうしてこの本を選んだのか覚えてないけど、きっと、薬をつくるに惹かれた一人だったんだと思う。 「医者」に扮する坂口さんと、悩みを相談する「患者」のやりとりがぜんぶ文章になっていて、普段はなかなか他者がのぞき見(読)できない内容なので大変レア。 何より、坂口さんの悩みに対するアイデアがななめ上をいってて、読んでる自分もやりたくなってくるから不思議だった。回答じゃないっていうのが坂口恭平節で、これがまあおもし

        • 目的と手段のすり合わせ

          2023年が始まってあっという間に二週間が経った。 毎年、新年の目標や予定を立てて手帳に書いて、鼻息フンフン!な感じだったけど、今年はどうやらそんな感じではなく。 何年も前から気づいてたけどなんとなく見ないふりをしてた現実から逃げられなくなった。 新年に立てた目標の未達成率98% そう。これですわ。 下手すると、手帳を開かなくなって目標のこと自体忘れる…みたいなことも多々ある。 まあまあ、これぞ一年の風物詩。(わたしにとって) あなたはどうですか?ちゃんと、新年の意志を維持

        迷って悩んで動けないでいるあなたへ

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        • 自分史
          3本

        記事

          思い出は過ごした時間の長さと比例しない

          生きものと一緒に暮らすこと。 自分以外のだれかと一緒にいること。 その中で、いつか必ずやってくる別れのとき。 必ずやってくると分かっていても、お別れは悲しい。苦しい。つらい。 何十回、何百回繰り返しても、いつまでも慣れない。 2021年の夏、 真夏の暑い部屋で3日間ひとりっきり。 飲み水もからっぽの中、ギリギリ命を繋いでたきみを見つけて、大慌てで連れて帰ったのを昨日の話みたいに思い出す。 喪服姿のまま、【レオパ 飼育 必要なもの】を検索しながらお店に行って、あれもこれも

          思い出は過ごした時間の長さと比例しない

          異彩を放った先にあるものは?

          ヘラルボニーという言葉を初めて目にしたときは、ランボルギーニの仲間?と思ったんですが。 まったく違くて社名だった。 創設者さんには、重度の知的障害がある自閉症の兄が居て、その方が子供のころ自由帳に書いた謎の言葉だそう。 「一見、意味がないと思われるものを世の中に新しい価値として創出したい」という意味を込めて社名に。 何をしてる会社かというと、日本全国の主に知的障害がある作家・福祉施設とともに、新たな文化を創造を目指す福祉実験ユニット。(本に書いてました) そんな風に思

          異彩を放った先にあるものは?

          特性は呪いでも鎖でもない

          先日受けた胃カメラの結果を聞きに行ったら、炎症も腫瘍もできてなくてすこぶる健康だった。 初めて自分のからだの内部を見た感想は「グ、グロテスク……」。 症状としては神経性胃炎だそうで。やっぱりか~みたいな。 この病気が原因!って言われた方が、いろんな意味で諦めもついたりする。 だから、神経性ってまた違うしんどさやな…と思う。 わりと神経が細かい、繊細とか言われる(身近な人からは)ので、またか~みたいな。 攻撃されたらやり返すし舌打ちもするし、ぜんぜんか細くはないけど、ちょっと

          特性は呪いでも鎖でもない

          天秤座から仏教の話にワープした

          数日前から太陽が天秤座の部屋に入った。 天秤座を簡単に言うと、人間関係とかパートナーとか他者を表す星座。 他者とは、生きていく中で切っても切り離せないものであるし、関わり方次第では豊かになるものではあるけども。 近すぎたり遠く感じすぎたり錯覚してしまったり、距離感が掴みにくくなっているこの社会の中で、自分▶︎◀︎あなた のバランスをどちらにも偏りすぎないように整えていきたいな、と感じる天秤座新月。 と同時に、 自分もあなたも存在してるようでしていない をちゃんと腹落ちさせ

          天秤座から仏教の話にワープした

          99%の人が最後にいく場所

          火葬場、日本で亡くなったら99%の人間が最後に行くところ。 わたしの感覚でいうと、人間という存在から、骨になり、空(くう)になっていくところ。 なんとなく謎めいていてよく分からない、火葬場職員の業務内容だったり心持ちやご遺族との関わり、昔に起きたありえない事件などなど…実際に携わってきた人から語られるリアルさに引き込まれた。 YouTubeで淡々と話されている雰囲気が好きでよく聞いていたけど、文章からも感じられてあっというまに読み終えてしまった…!なんだかもったいない気持ち

          99%の人が最後にいく場所

          まともなんかくそくらえでした

          弟がこの世からいなくなって一年が経った。 7月に入ってすぐ、目をつぶるといろんなことがフラッシュバックしてしまい夜眠れなくなった。 セミの鳴き声や関連するものや音、暑さに反応しすぎてしまって、体調を崩したり涙が止まらなくなったり……不安定な自分を保つのに必死の日々。 わざわざ傷口に大量の塩をこすりつけるように巻き戻しては、つぶされそうになる期間が過ぎるまではめちゃくちゃしんどかった!猛烈に!! 今はずいぶんと落ち着いてきたので、初盆を迎える前に自分の整理のために書きたい。

          まともなんかくそくらえでした

          三度目ならぬ四度目の正直

          ここに行きたいんや!と思っても、行けなくなる経験ってしたことないですか?私はあります。一度のみならず、三度。 その場所は、奈良県にある信貴山朝護孫子寺。 昨年、戒壇巡りというものがあるのを知り、やってみたくて調べるとこちらのお寺を発見。ふむふむ。行ってみよう。 計画を立てるも、その前日に何かがあって行けなくなった。(理由が思い出せない…) まあそういうこともあるか、と思ってあんまり気にせず、夏になってまた計画を立てる。 いろいろお店とかチェックしつつ、明日が来るのをワク

          三度目ならぬ四度目の正直

          眠れぬ夜のふりかえり

          今月の生理、二時間前に飲んだ鎮痛剤も効いてくれないので相当重たい。 痛くてまったく眠れないし、ネットサーフィンしてたらメンタルがヨワヨワになりそうだったので、三月の振り返りでもしようか、と。 …えっと、何してたっけ?と手帳を見る。 服を買ったり眉毛の手入れに行ったり、占いしたり。 週末は人のいない山や公園の中で過ごしたり。 なにかしてたようで、これやった!感はとくにない。 三月は頭がぼんやりすることが多かったように思う。 その前はわりと動いてたんだけど、やっぱり季節の変わ

          眠れぬ夜のふりかえり

          最初で最後のプレゼント

          弟の誕生日にプレゼントを買った。 20年以上の付き合いなのに誕生日をこんなに意識したのは初めてで、ましてや、何かをあげるなんて考えたこともなかった。彼はもう年をとらないのに。 今までの自分の冷たさがいやになるわ、ほんと。 初めての贈りもので選んだのは弟の大好きなギタリスト、マーシーが初めて出した本。発売日を知ったとき、目を見開いてたと思う。 弟の誕生日だったから。 もしもまだ生きてたら。本が出ることが分かっていたら。自分の誕生日までは生きようと、生きてみるか、と思ってくれ

          最初で最後のプレゼント

          中村倫也さんは彩りを与えてくれた【狐晴明九尾狩】

          ※自分の感じたことをただ書いただけのものです。 昨年、公演予定だったケンジトシが未曾有の出来事で中止になり、ほんとに悲しかった。(関係各所の人々の無念さには及ばないだろうけど) 今年こそ!と意気込み、舞台発表を受けて応募するもすべて落選。 ま、そんな上手くいかないよねぇ…なんて思いつつヘコんでいたら、追加公演のお知らせが…!大阪と東京、両方の運を試した結果は大阪のみ当選。大本命ありがたや。 ただの感想🔯 残念ながら目が悪いので演者陣のメイクや表情までは見えなかったんだ

          中村倫也さんは彩りを与えてくれた【狐晴明九尾狩】

          制限を外していった先に現れるものとは

          今日、私の中でかなり勇気を出してこんなツイートをしたんです。 以前の自分がこのツイートを見ていたら 「はい出た~アフィリエイト~」 「そんなおいしい話ないっしょ」 「あやしい…」 と、反射的に否定しまくっていたであろう。 そんな自分が伝える側に回ってみたもんだからめっちゃドキドキした…! お金に対する価値観 小さいころから自分の意見を伝えるのがすごく苦手だった。過去形ではなく今だってまだ抵抗ある。 ”どれが正しいのか、何を求められているのか”に思考が全集中してしまうし

          制限を外していった先に現れるものとは

          夢であってほしかった

          と目が覚めるたびに思う。 ひとつの区切り 四十九日法要が終わった。 どこかでお経を聴いて少しは癒されていたらいいな。 今書いた言葉は半分が本音で半分はうそ。 ちがう世界になんて行かないで帰ってきてよ。会いたい。謝りたい。会いたい。生きてきた跡がひとつずつ消えていくのに触れるたび、胸が爆発しそうだった。 過去形なのは、きっとこの世で見るのは最後になるのであろう名前を法要のために書き、目に焼き付けてきたから。わたしたちの中で居なくなることはないし、名前だって呼び続けるけど

          夢であってほしかった