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理想の相関図をつくる

自分次第で「理想の相関図」は作ることができる。

子どものころ、好きなドラマのヒロインと自分を置き換えた相関図を紙に書いて作ったことがある。相関図を眺めては、自分がヒロインになった姿を想像したものだ。

そんな私の相関図を発見した親は、

「何考えてるか分からない」

という言葉を放った。

すこし恥ずかしさを覚えた。子どもの頃、といったが、実際は中学生のとき。そうやって妄想して遊ぶのはバカバカしいと思われたのかもしれない。

ふとこの出来事を思い出したのは大人になってから。そして思ったのは、あの時なぜ私はヒロインを自分に置き換えた相関図を作ったのだろうかと。

「ヒロインに憧れていたから?」

それもあるかもしれない。しかし、当時中学生で「自分とは何なのか」とアイデンティティに悩んでいたことから考えると、その時の私にとって「理想の相関図」だったからかもしれない。

恋人がいる、友達がたくさんいる、夢を叶えている、困難も難なく乗り越えるetc

そんなヒロインを自分と置き換えることで、きっと現実逃避していたのだろう。

24歳となり、ある程度、人間関係や自分でできることをコントロールできるようになった今、もしかしたら自分の理想の相関図を作ることができるのではないかと考えた。

人生を1つのストーリーとしたら、私はその相関図の中心。自分を中心として、矢印から広がっていく様々な人との関係。

理想の相関図を作るのは、これからの私の未来だ。

誰かの人生に憧れても主人公にはなれないし、その人の相関図は操ることができない。だから自分自身の人生という名のストーリーのなかで、素晴らしい相関図を作っていこうと思う。

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