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おもいを伝えるノート #161

鹿児島県曽於市の昭南病院では、患者が医療や介護などの希望を事前に記入しておく帳面「大切な人におもいを伝えるノート」を導入しました。病気や事故、認知症などで意思表示できなくなったとき、その人らしい最期を迎えられるように備えるためのもののようです。

アドバンス・ケア・プランニング(ACP)は皆さんしってらっしゃいますでしょうか?

がんではもう当たり前になっていますが、本人や家族、医療従事者らが治療内容や療養場所などを繰り返し話し合って情報を共有するものです。厚生労働省は「人生会議」の愛称で普及を図っています。

認知症に関しても少しずつですがACPの話が出てくるようになりました。当事者の尊厳を大事にし、出来るだけ長く生き生きと生活して欲しいという想いからだと思います。

こちらの病院では2017年、医師や看護師、薬剤師、栄養士、ソーシャルワーカーなど約20人でつくるプロジェクトチームを結成しています。国の指針や県医師会の資料などを参考に協議を重ねてノートを作成し、22年10月から活用を始めています。

決して認知症の初期や中等度から焦って対応するのではなく、今問題のない時期から将来どうするかを話し合う必要の大事さを感じました。

病気、事故、認知症…意思表示できなくなる前に 「おもいを伝えるノート」曽於の病院が導入 その人らしい最期のため「家族で話し合って」

出典 南日本新聞

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