繁田教授:認知症カフェのポイント #475

このnoteでは認知症に関連した情報発信と全国区市町村での取り組みを紹介しています。
ブログ「認知症ちいきマップ」では過去noteに掲載した記事のまとめとその他、興味のあるものを雑記ブログとして紹介しています。


認知症カフェは19年には8000か所にも増えています。

様々な形がある認知症(オレンジ)カフェですが下記ブログでもまとめていますのでご覧ください。

今回は東京慈恵会医科大学精神医学講座の繁田雅弘主任教授が認知症カフェのポイントをまとめていただいています。
すべての記事は下記からご覧いただきたいのですが2つにまとめて紹介しています。

◇同じ目線で「雑談」する

「認知症の当事者は、『困っている人』という扱いをされることが多く、自信をなくしてしまいます。しかし、銀行員だった人は金融の話ができるし、農家の人は野菜栽培の話ができる。病気でも、誰かの役に立つことができる、そう感じられる体験をしてほしい」

◇認知症を「自分事」として

社会的な課題としては「認知症という病気が広く知られ、医学的なケアはされています。が、当事者が何をしてもらいたいか、どういう人生を送りたいか、といった面でのケアが十分ではありません。それを探るのが次のステップになるでしょう」と指摘しています。

上記2点は今後の認知症基本法でも最重要な点になりますし、ここをまず基本において上で取り組みは進めることになります。

お世話してあげるのでなく、対等な関係。

これは冷静に考えれば当たり前のことではあるものの必ず押さえて欲しいなと感じました。

居場所としての「認知症カフェ」
~対等な関係がポイント(東京慈恵会医科大学 繁田雅弘主任教授)~

出典 時事メディカル

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