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結局、英語はどう学ぶのが正解か(学習準備編)

※この記事は英語学習初心者を対象としています。

「英語を話せるようになる方法」、「英語がすらすらと入ってくるようになる勉強法」このような見出しの動画を誰しも一度は見たことがあると思います。実際、英語系インフルエンサーと呼ばれる方々も年々増え続け、TOEIC満点や英検一級などの資格も珍しいものではなくなってきました。もちろん、そのような方々の動画は英語学習者にとって有益な情報やアドバイスを得られる最適なリソースであることに違いはないのですが、筆者が見ていて感じたことは、

「それができてたら苦労してない」

(もしくはある程度英語が出来る人向けである)。例えば、リスニング力を上げたい人向けの動画ではシャドーイングを薦めることが多いですが、そもそも英語を勉強し始めの頃は英文を読むことで精一杯なので、最初からネイティブの発音を真似しながら同じスピードで一緒に読むことはほぼ不可能です。

また単語力や文章力を上げるために「日本語で書いた文を英語に直す」といった学習法が薦められている場合もありますが、それだと頭の中で「日本語→英語」、また「英語→日本語」に変換する癖がついてしまい、英文を読むときやネイティブと会話をするときに時間がかかってしまいます。

ではどう英語学習を進めていくべきなのでしょうか。今回の記事では英語学習における大事な心構え考え方を紹介しています。実際の勉強法については後日投稿される記事をぜひお読みください!


1.英語を楽しめるようになること

言語学習において意外と忘れがちですが、一番大事なのは英語を学ぶことを楽しいと思うことです。言語は複雑かつ柔軟です。前後の文章で単語の意味やニュアンスが変わったり、若者が使う新しいスラングが出てきたり、常に変化し続けるが故に、学び続ける姿勢が必要となります。英語学習が苦痛になってしまえば、どのような目標やゴールがあっても途中で挫折したり、モチベーションがなくなる可能性が高くなってしまいます。

なので、まずは「楽しむこと」を意識して、学習をできるだけ長続きさせることが英語を話せるようになるコツです。まずは洋楽を聴いてみたり、好きな海外の映画を英語音声+字幕で見てみたり、「自分の楽しい」を見つけてみましょう!

 ・ 筆者おすすめ!日頃から楽しく学ぶ英語学習法

洋楽や洋画に加え、筆者はゲームの言語を英語に変えたり、北米版をプレイしていました。ゲームはわからない英単語があっても操作方法はわかるので、

「わからない英語」+「操作」=「わかる英語」

に変換することができます。例えば、英語版のブラッドボーン(Bloodborne)というゲームではMolotov Cocktailというアイテムがありますが、使用すると火炎瓶をキャラクターが投げるので、英単語がわからなくても

「Molotov Cocktail(わからない英語)」+「キャラが火炎瓶を投げる(操作)」=「火炎瓶」

と覚えることができ、「Molotov Cocktail」=「火炎瓶」と落とし込むことができます。加えて、「じゃあMolotovってなに?Cocktailってなに?」と好奇心を持つこともでき、さらなる単語力の強化にも繋がります。
ゲームではなくてもスマホの言語を英語に変えてみても同じように単語を勉強できるので、是非やってみてください!

最近ではオンライン英会話やネイティブと会話できるオンラインサービスも増えてきているので、英語を話すことが好きな人は、学んだ表現や単語を会話のなかで使ってみると自分の成長を実際に感じることができるのでおすすめです!

2.目標のさらに先の目標を立てる

突然ですが、みなさんはどうして英語の勉強をしていますか?留学や海外赴任、TOEICや英検といった資格の取得、さまざまな理由があると思いますが、その先は考えていますか?
というのも多くの英語学習者が長続きしない大きな理由は、「その目標を叶えられなくても困らない」からなんです。例えば、TOEIC 800点取得を英語学習のゴールとします。でも取得したその先に留学や転職といった目標がなければ、800点が取れなくてもこれからの生活に影響が全くないので諦めやすいのです。

留学にしても、留学した後に現地で就活や英語を武器に就職するといった目標がなければ、ただ講義を理解できるリスニング力が備わっただけで話すことがほとんどできない、なんてことも実際に起こりえるのです。なので、まずは今設定しているゴールを叶えた先にさらに目指すべきゴールを見つけてみましょう。そしてなるべくたくさんの目標を見つけるようにしましょう。そうすることで、目標を叶えられなかったときに起こる不利益や到達できなくなってしまう自分像を想像することができます。また例え小さな目標であってもたくさん達成していくことで大きな自信にも繋がり、より高いゴールに手が届くようになります。留学や海外移住といった大きな理由ではなくとも、英語の資格を取って講師になったり、英語を話せるようになったらノープランでヨーロッパ旅行、なんて目標でも良いです。
英語学習は長期戦だからこそ、目指したいゴールに向かって楽しみながら学習しましょう!

3.発音はネイティブを意識する

英語は世界の共通言語として知られ、様々な国や地域で話されています。それ故に英語と一口に言っても訛りや表現は場所によって大きく異なり、イギリス英語とアメリカ英語でも発音や日常で使う単語にかなりの違いがあります。

従って、留学や移住予定のある方は滞在予定先で使われている英語を学ぶのが一番安心なのですが、どこに行くにしても、発音はなるべくネイティブに近づけるようにしましょう。ネット上で「発音なんてカタカナ英語で大丈夫」なんて意見もたまに見かけることがありますが、カタカナ英語が伝わるのはある程度カタカナ英語や日本語に精通している外国人に限った話であり、残念ながら外国ではカタカナ英語は伝わりません

英語を学ぶにあたって、最初から「カタカナ英語が話せればいいや」と思ってる方は英語を話せるようになったと思ってもネイティブには通じない可能性があります。特に留学や海外赴任を考えている方は、英語で行うプレゼンテーションや発表が必ずありますが、どんなに良い意見や考えを発信していたとしても観衆に伝わらなければ、単位を落としたり望んだ評価を得ることはできません。そして一度頭に定着してしまったカタカナ英語はネイティブ英語に上書きすることがとても困難になります。なので、英語を学習する時はなるべくネイティブの英語を耳に入れるようにしましょう。

まとめ

以上、英語学習における心構えについて紹介させていただきました!言語を習得するには時間も労力も必要ですが、その分話せるようになったときの達成感や充実感は何ものにも代えがたいです。ぜひ、これから一緒にたくさんの英語を学んでいきましょう!

これからも英語勉強法や留学についてアップしていく予定なので、フォローしていただけると嬉しいです!

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