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早く安定して文章を書くコツはプラモデル作りにあり!?〜「書くこと」のスキルアップ中級編〜

本編にまっっったく関係ない話をちょっとだけさせてほしい!!

わたしが小学生の頃、ガンプラが一世を風靡しました。当時、ガンプラを購入しようと思ったら「くじ引き」で購入権を当てる必要があったんです。しかも先着順で当たりを引いた人から店頭にある好きなモデルを買うことができるシステム。

一番人気は「赤い彗星」シャア専用モビルスーツ。その中でもZAKUですよ!

アイキャッチ画像を検索している時に見つけて「これやっ!!」って思って使わせていただきました(嬉)

はい、まったく本編と関係ない話でスミマセン(汗)ココから本編に突入です!


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プラモデルは小学生でも「簡単に」「間違いなく」組み立てられるようにできています。この手法を文章作りにも適用する事で、誰でも簡単に、間違いなく文章を書き上げられるようになります。


「書きたいネタはあんねんけど、どっからどう書いてええかが分からんねん」

「なんか最近、書くのに時間がかかるんやけど?」

「ちょーし良かったら15分くらいで書けんのに、かかる時は1日がかりやわ」


この記事はそんな方に向けて書いています!

この記事を最後まで読んでいただくことで、早く安定して文章を書くコツを掴んでもらえたら嬉しいです。

今回の内容は文章力を上げるための中級編として以下の著書を参考にしています。

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「新しい文章の教室」(唐木 元 著)

本書では良い文章は、完読される文章と定義付けされています。今回は完読される文章を創るための「構成」にポイントを絞ったご紹介です。

ぜひ最後までご覧ください!


書く前の準備で文章が決まる

「書きたいことがあるけど、どう書いたらいいかわからない」

「書けない」の実情は「遅い」「まとまらない」「伝わらない」のどれか、もしくは3つともだと本書「はじめに」でも紹介されています。

これら「書けない」を克服するポイントは、すべて書く前の準備に宿っています。

本書で学ぶ内容は5章立てになっており、1章で書く前の準備、2〜5章で書いた文章のブラッシュアップについて解説されています。

この記事では1章について重点的にご紹介しています。1章の内容をしっかりとおさえる事で70点くらいの文章が書けるようになります。それぐらい書く前の準備は重要ですので、しっかりとポイントをおさえていただければと思います。


書き始める前に、主眼と骨子を立てる

主眼とはテーマ。その文章で何を言うのか、何が言いたいのかを書き始める前に決めてしまいます。

続いて骨子。主眼を達成するための骨組みの事を言います。また、骨子とは「要素(何を)」「順番(どれから)」「軽重(どれくらい)」の3要素から構成されています。

もう少し詳しく解説します。

ここで「プラモデル理論」の登場です。プラモデルが小学生でも簡単に作ることができる理由は次の3つです。

一つ目がパーツ。完成させるために必要な部品(パーツ)が既に準備されています。

二つ目が組み立て説明書。どのパーツをどの順番で組み立てれば良いのかが示されています。

三つ目が箱絵。外装箱に載っている、完成形の写真のことです。

まず、箱絵で完成形のイメージを確認します。そして組み立て説明書通りにユニット化されたパーツを組み立てる。それだけで完成するのがプラモデル。

わたしも実際に小学生の頃に作っていました。


この「プラモデル理論」を文章に置き換えるとこうなります。

(箱絵) 「どんなことを伝える文章なのか」を定めておく

(パーツ) 「何を言うか」をトピック化して並べておく

(取説)「どれから」「どこを重点に」組み立てるかを決めておく

書き始める前に「主眼」と「骨子」を決めてしまう事は、文章を書くことが「プラモデル化」されるという事になるのです。


おさらいです。

①書きたいことのパーツを揃える。
②文章の主眼をセットする。
③文章の骨子を立てる。

実際に書き始める前に、ここまで行った内容を紙にまとめる事を本書では推奨されています。それが、安定して書き続けるための秘訣です。


ここまでを実践すれば、70点の文章を早く、安定して書き続ける事ができるようになります。

ここからは本書第2〜5章にかけて、より「完読される文章」を目指して言葉遣いをブラッシュアップしていく事に。


すべてのルールは絶対ではない

最後に、本書第5章の最後で、著者は「すべてのルールは絶対ではない」と言っています。意図を込めたルール違反は違反ではない、ルールより「完読」が優先されるという事です。
絶対的な目的である「完読」される文章。その目的が達成される事を最優先に考えたいですね。


今回は書籍から、「いい文章」を書くには書く前の準備が大事だという事を中心にご紹介しましたが、書籍の内容はまだまだ続きます。

もっと詳しく学んで100点の文章を目指したい!と思われた方は、実際に手にとってみてください!


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