無職期間に、新たな知識を身につけたり、これまでのスキルに磨きをかけたりするために制度として用意されている職業訓練（学校）

みなさん、どのようなところだと想像しますか？

2月からの3ヶ月コースでトラベルビジネスの職業訓練に通っている私が、初めに思っていたイメージや実際の職業訓練はどんなものなのかについてまとめてみました。

◾️入学前に抱いていた職業訓練のイメージ

私が実際に職業訓練（学校）に入学するまでにイメージしていたものは、

・無職の人が暇つぶしに行くとこ

・その辺の地域センターとかに集まって、ボランティアの人が何かを教えてくれるとこ

・プログラムはオーガナイズされてなく、日々なあなあで過ぎていくとこ

というものでした。

まあ酷いことひどいこと。

では実際はどうだったか。色々な視点から見ていきます。

◾️どんな人が行く？

無職の方が新たな知識を身につけたり、これまでのスキルに磨きをかけたりするための制度であるため、当然無職の人が行きます。

年齢も前職もバックグラウンドもバラバラ。唯一の共通点が「無職」ということです。

この絆は強いです。いかにお金を使わずにランチするか、飲むか、生きるか死ぬか…そんな毎日です。

けどだれも恥ずかしいとか思わない、だってみんな無職だもん。

これ以上落ちることはないだろうと、ある意味みんな開き直っていて清々しいほどです。

それから現在、トラベルビジネスを学んでいますので、皆さんそれなりに旅行業に興味関心があります。

職業訓練校を選ぶ際、全く関心のない分野に進むと、自己紹介の時点で言うことがなくなり躓きます。

必ず自分の興味がそそられる分野の学校へ通いましょう。

◾️どんな場所で学ぶ？

（私の地域では）主に東京都等から委託された各専門学校が職業訓練用に特別なプログラムを準備しています。

場所は各専門学校内の通常のお教室です。周りの人から見たら普通に専門学校に通っている人に見えているのでしょう。

私たちの職業訓練以外に土日や夜間に通常の一般クラスが公開されているみたいです。

◾️どんなプログラムを学ぶ？

学校によるとは思いますが、プログラムの内容は毎日6時間、7冊ほどのテキストをもとに3ヶ月に渡って進められます。

先生も各教科で異なり、個性豊かな方たちと楽しく授業が進んでいきます。旅行業界で生き残っている先生方は皆さん基本、おしゃべり上手で乗せ上手。生徒たちをあっという間に自分の世界に引き込んでいきます。

なので、眠いとかつまんないと思ったこと、ないです。これは本当に先生方のチカラだと思います。あっぱれ。

私も研修講師をしていましたが、先に受けたかった！改めて講師として立ち居振る舞いに関する学びも多いです。

いかがでしょう。

なんだか楽しそうでしょう？うん、楽しいんです。

給付金（失業手当）をいただきながらこんなに楽しくていいのかしら。

一生この生活を続けていたい。

けどそうは問屋が卸しません。来月4月いっぱいで修了、卒業の予定です。

引き続き、精進して参ります。