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3月上旬の種まき状況

畑仕事後にnoteを付けようと思いつつうっかり寝てしまっております。

さて、今年は3月に入ってからだいぶ暖かい日が続いていて、桜の開花もかなり早まりそうな予想も出ています。
畑のチンゲンサイや白菜なども菜花が咲きまくっています。

3月上旬に蒔いた種たちですが、
インドでは聖なる薬草として、空気を浄化するとも言われるトゥルシー(ホーリーバジル)を2種類蒔きます。
葉っぱの裏が紫色の、日本の気候に適していると言われるオオヤトゥルシーの他、通常の葉裏も緑色のトゥルシーも。

こちらがオオヤトゥルシーの種。
スイートバジルの種と見た目はおんなじです。

オオヤトゥルシーとは、日本ホーリーバジル協会の初代理事長の大矢康司さんが北インドで発見した新種のトゥルシーで、その場所と日本の緯度が近いことから日本でも栽培できるのではないか、と考え繁殖させたものだそうです。
大矢さんの名前を冠してオオヤトゥルシーと名づけられました。
インド政府公認だそうです。

こちらが葉裏も緑のトゥルシー。
種の見た目はおんなじです。

そしてこちらがサカタさんから取り寄せた有機種子のトゥルシー。
有機種子とはなんぞや??と思ったら、化学農薬・化学肥料・化学種子消毒・遺伝子組み換えなしの種子をサカタさんではこうカテゴリー分けして呼んでいるようです。
なんだか凄そうですが、通常の種、ということです。
こちらはカタログの写真を見る限り、葉っぱの裏も緑色のトゥルシーのようです。
トゥルシーには何種類か種類があるようですが、このトゥルシーは「有機種子トゥルシー」とだけの説明なので、どういった種類のものかはよく分かりませんが、オオヤトゥルシーではなさそうです。

というわけでトゥルシーは2種類蒔きました。
味や香りに違いがあるのか楽しみです。

ちなみに、毎年トゥルシーは蒔いていたんですが、とにかく「トゥルシーを蒔く」ということだけを意識していたので、その年によってオオヤトゥルシーを蒔いた年もあれば、緑色のトゥルシーを蒔いた年もあって、こういう風に違いを確認するために数種類を意図的に蒔くのは今回が初めてです。

アニスのような甘い香り!

さらに、ホーラパーというタイバジル。
袋に書いてあるように甘い香りがするそうです。
ちょっとタイバジルと聞いて風味がピンとこないんですが、珍しいなと思って今回蒔いています。

トゥルシーはガパオなどに利用されるらしいですが、このホーラパーはグリーンカレーに使われるバジルのようです。
ピンと来る人はピンと来るでしょうか。
ちょっと自分はピンと来てないので収穫が楽しみです。
あーこれかー!!!!ってなるのかな。

ホーラパーの種

バジルの種はスイートバジルも含めてみんなおんなじ見た目ですね。
種から見分けるのは無理そうです😂

そしてこちら。

紅花も蒔きました!
こんな感じの種なんです。
結構大きい種ですね。

その他、紅花も蒔きました。
紅花は食材として食べるような花ではありませんが、染色とか出来たら面白そうだなぁと思って蒔いています。
夏の野菜セットにちょこっと添えるようにお入れするかも知れません。
調べてみると、紅花は一応漢方にも用いられるようで、食べようと思えば食べられないわけではなさそうです。
ただ、上の写真のように、(種が大きいからか)1袋に入っている種の量が少ないんです。(値段もお高い)
2袋分蒔きましたが、どれくらい元気に育ってくれるのか。
みんな元気に育ってくれますように!

藍。蓼藍という藍です。

そして藍。
インディゴです。
これは蓼藍(タデアイ)という、藍染に利用される藍です。
最も一般的な藍です。
藍は昨年も蒔きましたが、蒔いたまま収穫せず終わってしまうというお粗末な結果になってしまったので、今年はちゃんと収穫します!!
種取りもしますし、染色もしてみたいと思っています。
一応、藍も漢方として利用されたりしているので、食べられなくはないようです。

藍(蓼藍)って、蓼(タデ)という名前の通り、タデ科の草花なので、あの秋になると畑のあちこちに繁盛する草、イヌタデと見た目はそっくりです。

他にどんな藍があるのかと思って調べてみたら、インド藍(木藍)やリュウキュウ藍などいろいろ種類はあるようですが、それぞれマメ科だったりキツネノマゴ科という初めて聞くようなものなど、「藍」という名前がついていても花としては全然違う草花のようですね。
いろいろ蒔ければ染色した時の色味も違いがありそうで楽しそうですが、今回はまず蓼藍を育てて収穫することに専念します。

というわけで、3月前半の種まきの状況でした。

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