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のほほんといこう


どうにも人間界のニュースは不愉快なものが多くて、つい「人間、やめようかなぁ」って思っちゃいます。

何があったか知らないけど、どうして他人の頭部を切断して、お持ち帰りができるのか。

どうしてお客の信用をあっさり、バッサリと一刀両断。ついでに自分の心まで一刀両断ができるのか。信用とか、良心って、そんなに価値がない、安っぽいものなのかしら。

なんか気持ちがカサカサ、そんな時は涼しい車でドライブです。わが家のクーラーは車の中しかないので、からだや頭が熱してきたらドライブにGoです。


久しぶりに中土佐町の道の駅に行きました。確か、火曜日は定休日が多いけれど、一軒、やってる店があったっけ。

案の定、人気のパン屋さんとか苺のケーキ屋さん、魚料理が専門のお店はお休みです。

そんな静かな道の駅、身体障害施設のワゴン車が数台停まっています。よく見ると、野外テントの下に車椅子の人がたくさんいます。

何をするでもなく、スタッフと一緒に座っている人たち。彼らもドライブかな。何か心がカサカサするようなことでもあったのかな。

広い空間のある苺のケーキ屋さんがオープンしていたら、そこでお茶なんて楽しいだろうなぁ。でも、知ってか知らずか、ほとんどのお店が定休日にやって来て、暑い中、座って時間をやり過ごしているみたい。

彼らが本当にやりたいことがそれならいい。でも、暑そうな顔をして、テーブルに突っ伏している彼らを見ていると、またもや、心がカサカサと音を立て出しました。

彼らの療養記録には、今日、ドライブして、どこそこの道の駅で過ごしてトラブルなし、なんて書かれるのかしら。

どう過ごしても1日は1日。


帰路、別の道の駅のレストランでウツボ丼を食べて、猫のマールの待つわが家へ。

家が近づくと「あれれ?」、目の前を小さなイタチが走り抜け、車庫からタヌキが慌てて飛び出してきて、お隣が放置している竹藪に駆け込んでいきました。

自由で、のびのびしていて、いいなぁ。

みんなが行動を制限され、自由が無ければ、みんなが隷属なら、それはみんないっしょ、平等ということかしら。

みんなが、わたしはわたし。自由に生きる、それは理想だろう。でも、そこに平等を持ち込むと、世の中って不平等だらけと気づく。

いや、イタチもタヌキも、捉えられて自由を奪われても「不平等!」と思わないだろう。

飼われて、人に隷属して生きる。少しばかし自由は減ったけど、平等かも。

じゃあ、あたしは?


たまにご近所さんの畑にやってきて
おいしく育った野菜や果実を
いただいております🐇
いつも、お世話、ごくろうさま~



のほほんと「2」が浮いてます(’-’*)♪