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最低賃金が最低の県に住む


流れ星過疎かその町ほど恋叶こいかな


2021年度の最低賃金は820円、沖縄県と最低賃金の最下位争いをしている我が県です。

それが今年度は33円(4・02%)引き上げ、853円になると発表がありました。

これって喜んでいいのか、どうなのかしら。最下位争いをしている沖縄県はどうなったのかしら。

最低賃金は最下位の最低でも、それで地元が最低な訳ではないし、そこに住む我ら県民が最低でもありません。

韮とか茄子の生産高は全国1位、1位だった?ですし、他にも探せば全国一はたくさんあるでしょう。

このころにゃ禍でも、沖縄県はわんさか観光客が押し寄せているようです。賃金の低さとその土地や人間の魅力には関係ありません。

さらに我が県ですが、人口が日本で二番目に少なく、所得も全国で下から二番目の45位、史跡の数は9カ所で日本で一番少ないです。(2021年現在です)

下から数える方が早いどん底県です。でも、それは伸び代があるということで、官民一体となりインフラ整備や町おこしなどをやれば順位が飛躍的に上がりそうです。

ただ一県民としては、このまんまでもええんちゃう~。

最低でも一番は一番!

人がたくさん来たら町に活気が出るし、税収だって増えるでしょう。でも塵も増えるし、私有地が荒らされることもあります。

何処でしたか、鉄道写真を撮るために大切に育てていただろう柿の木が切られていた、というニュースを耳にしました。

自分の大切にする価値観のために、他人様の価値観を踏みにじる行為は頂けません。

最近のスマホの機能には、消しゴム機能とかいうやつがあるらしいです。必要ないものはあとで消せばいいのに、切ってしまったら、もう美味しい柿は食べられません。

でも、だからといって、同じ価値観ばかりのなかで暮らしていたら飽きるし、変化も必要です。

お互いに、それぞれが大切にしているモノ、価値観に寄り添い、価値観の多様性みたいな感じになればいいのにと思います。

なんて、最低賃金から話が逸れました。さてわたしの住む、今年も最低賃金が最下位かもしれない県は何処でしょう。


「小説もお菓子もお茶も秋めけり」