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高橋一生が生き生きしている~映画「引っ越し大名!」~

楽しい映画を観ました。

↑Amazon Prime Video


「かたつむり」とあだ名される、星野源演じる超草食系のお侍片桐が、藩まるごとの引っ越しである「国替え」の責任者、引っ越し奉行として、大活躍するお話です。


まずは国替えの理不尽さに唖然としました。大名家の力を削ぐためとはいえ、日本各地を藩士とその家族共々行ったり来たりさせられるなんて、ひどすぎます。


なお、『まぼろしの邪馬台国』にすごいことが書かれていました。

旧藩時代に大名が国替えをすると、先祖からの菩提寺もろとも前任地から新任地へ墓地を移すのが通例であった。この場合、遺体もしくは遺骨もろとも移すときもあれば、墓石のみを移す時もある。極端な例では、分骨と菩提寺の名前だけ移して、任地先で墓石は新たに刻ませる。実に、実際の遺体埋葬の場所と墓地と食い違っている場合が多いのである。


ヘタレなお侍を演じている星野源も良い味を出していますが、それ以上に印象的なのは、片桐の幼馴染役の高橋一生。豪快な性格の剣の達人という、普段の高橋一生のイメージとは違う役なのですが、ものすごく楽しそうに生き生きと、のびのび演じています。実際、楽しかったんだろうなぁ。


見出し画像には、「みんなのフォトギャラリー」で「引っ越し」で検索して出てきた写真を使わせていただきました。


↑Amazon Prime Video

*なおプライム会員の方は、追加料金なしで視聴できます。また、30日間の無料体験もあります。



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