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健康長寿の秘訣⑥

こんばんは。
だんだん冬らしい寒さがやってきました。
皆さま、お疲れ様です。

健康長寿の秘訣シリーズ⑥

今回のテーマは、ストレスです。

ストレスと言っても、色々ありますよね。

精神的な苦痛や、肉体的な苦痛…

何せよ、自分にとって苦痛に感じることが、
ストレスになるわけです。

肉体的な痛みが続けば、
精神的な苦痛にもなるので、
どちらも、無いに越した事はありません。


といっても、痛みを全く無くして生活を続けるのは難しいですよね。


また、痛みの閾値は個人差があります。
人によって痛みの受け方は千差万別。

だから、
苦痛の大小で、
傷つきやすい弱い人間だとか、
痛みに弱い人だとか決めつけてはなりませんが、
痛みに敏感な人ほど
ストレスを受けやすいのは事実です。

では、痛みに敏感な人はどうしたら
ストレスを減らせるのでしょうか。


肉体的な苦痛を逃す工夫

世の中には、
机の角に小指をぶつけて痛く無い人もいれば、
倒れ込んで脂汗をかきながら悶える人もいます。(ちなみに、私は後者)

当たりどころによる違いかもしれませんが、
肉体的な痛みも、人によりけりで、
同じ痛みでも、鈍感な人と敏感な人はいます。


昔、病院で何度も入退院を繰り返していた
ある患者さんがいました。
採血データを見る限り、本来なら痛くて痛くて仕方ないような状態なのに、
その方はいつも、
『痛くはないですよ、かったるいけど』
というだけでした。
痩せ我慢とかではなく、本当に痛く無いらしく、いつもケロっと笑ってるので驚きました。

一方、この患者さんと同じ疾患で入院した他の方は、
症状が出てからは痛みで悶え苦しみ、目を開けるのも辛そうな状態でした。
しかし、検査データ的には、そこまで重症ではなかったのです。
しかし、痛みは治らず
24時間の痛み止めを何日間も使い続けていました。
睡眠もとれずストレスは相当な様子が見られました。


このように、
痛みの閾値は人によって差があります。

そして、その違いによって、ストレスの受け方も差がでます。


痛みに強い患者さんは、夜もぐっすり眠れていましたし、穏やかにいつも過ごしていました。



痛みは我慢しないことが1番

肉体的な痛みに関しては、
痛みを我慢をしないことが、
ストレスを減らすためには大切なことです。

痛みに対して適切な治療を受けて、
痛みを減らす行動を早期からするようにしましょう。痛みを長引かせれば、ストレスは増え続けるだけです。

また、
痛みは早目に手放しましょう。

痛みに執着してしまうと、
ますます痛みに敏感になってしまうからです。

痛い痛いと考えれば、眉間に皺がより、
体には力が常に入ってガチガチになります。

痛みが消えない苦痛と、
周りに理解してもらえない辛さから、
攻撃的になったり、
疑心暗鬼になったりします。

痛みの執着は悪循環。


好きなことをして、痛みから気を逸らすことや、
強張った体を意識的に解放し、
リラックスさせたり、
呼吸法で痛みをうまく逃すなど工夫し、
ストレスを減らす努力をしましょう。




精神的ストレスを溜めない

肉体的な痛みとの付き合い方は、
精神的苦痛との付き合いにも応用できます。
痛みに執着せずに、
うまく逃すことも大切です。

たとえば、

「何でお前はこんなことも出来ないんだ!」
と、上司に言われたときに、

「こんなことも出来ないなんて私は価値がない人間だ」
と考える人もいれば、

「出来ない理由を自分で考える思考力が上司にはないんだな」
と考える人もいたり、

「頼む相手の力量を見極められない上司の責任」
と考える人もいるでしょう。

また、

「できない私も悪いけど、やり方を教えない上司の方が悪いよね!?」
と考える人もいたり、

「できなかったけど、次はたぶん頑張れる」
と思う人もいます。


みなさんは、どうですか?


痛みを感じやすいのは、1番最初の方です。

2番目と3番目の人は、うまくストレスを自分に向けないように逃せる人です。

4番目の人は、怒りという新たなストレスを生み出してしまう方です。

最後の人は、ストレスを逃した上に、ポジティブ思考ができる人です。



人の数だけ考え方があると思いますが、
考え方、受け止め方を工夫するだけで、
こんな風にストレスを減らすことができます。



今を前向きに受容しストレスを増やさない


私が出会った健康長寿の方の多くは、
今の現状を嘆くのではなく、
受け止めることが出来ていました。

入院生活は、さまざまな制限や苦痛があります。

病気で食事ができないことを悲観したり、
不満に思うと、ストレスになります。

でも、
食事ができなくても、
それで病院で死ぬことはないし、
自分の治療のためだから。と受け入れたら
ストレスになりません。

他にも
採血を毎日することに、
またやるのかと怒るとストレスになります。

でも、採血をすれば、
もっと詳しく自分の病気を理解してもらえる
と考えたら、ストレスにはなりません


こんな風に、
どんなことも巡り巡り自分のためだと
受容すると
ストレスは増えないのかもしれませんね。



健康長寿の秘訣⑥は
ストレスを溜めない

でした。


読んでいただきありがとうございました

では、また


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