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産後1ヶ月の身体

自然分娩で産んだ私の、産後の身体の変化を記録する。

会陰切開は1週間でほぼ完治

いやたぶん完治はしてないのだけど、痛みは全く無くなった。
会陰の傷は切り方や、裂け方によると思うが、深く裂けることなく、チョキチョキ2回くらい切ってもらった私は回復が早かったように思う。

退院前の診察で、縫合糸を抜糸してもらったのがすごく良かったと思う。
溶ける糸とのことだったが、抜いてもらった瞬間からほぼ痛く無くなったのて、選べる人は絶対抜いてもらうべき。

お腹のサイズは2週間でほぼ戻る

子宮働きはとんでもない。10ヶ月かけて卵サイズから白菜サイズまで引き延ばしたのに、2週間ほどで拳サイズまで戻った。

おかげさまで胸の下からポーンと出ていたお腹は、ほとんど妊娠前に戻った。

但し、出来たてみたいなフワフワの脂肪の浮き輪はしっかりのっかっている。

2週間の間にキューっと痛むことが3回くらいあった。後陣痛というらしい。冷や汗をかくくらいいたかったので、我慢せずに痛み止めを飲んだ。

骨盤がおかしい

自然分娩をしたら骨盤がグラグラになると言うが、噂は本当だった。
歩いている時はガニ股で歩いているような感覚で、床から立ち上がる時はどこに力をいれていいやら分からない。

そしてジーパンが入らない!

お腹が引っ込んできたのでそろそろ履けるかな〜と試してみたら、見事に骨盤のところで止まった。

里帰りが終わったらすぐさま整骨院に行こうと思う。

初めて膀胱炎になった

産後3週目頃、なんかトイレ近いな、お腹も痛いなーと思っていた。
3時間もしないうちに、トイレに行って出てきた瞬間からまたトイレに行きたくなり、おかしいなと思っていたら排尿中に激痛が走るようになった。

慌てて母に相談すると、きっと膀胱炎だろうとのことで、近所の泌尿器科へ。
尿検査の結果、細菌が出てるので膀胱炎でしょうとのこと。抗菌薬が処方された。

尿道の小さな傷から細菌が入っているらしい。そりゃあもう傷だらけでしょうと思うので納得である。

悪露が終わりかけてたので、ナプキンを変える頻度が減ったのがよくなかった気がする。

ピーク時はお腹痛くて呼吸を止めてしまうほどだったので、水分補給とお手洗いは積極的に行って、水の循環を良くしておこうと思う。

細切れ睡眠が定着

産後のホルモンとはすごいもので、2〜4時間おきのミルクのリズムに体が慣れてきている。

もちろん深夜のミルクは、ねむ〜と思うし始めは目も開かないのだけれど、体はちゃんと反応してお世話を始める。

旦那さんが見てくれて寝られる時でも、3.4時間で目が覚めるのだから母親ホルモンってのはすごい。

子供を産む前は8時間睡眠は当たり前だった私が、4時間寝ると大分回復する体になっていることに驚きだ。

いつの間にやら母乳も出る

なんの努力もしてないのに子宮が大きくなったように、母乳も勝手に出てくるようになった。

もちろんよく出るようにマッサージしたりした結果でもあるのだが、今までただのお飾りだった胸も、ちゃんと機能し始めることが不思議でたまらない。

体に無駄なところなんてないんだな〜と感じる。

しかし母乳は血液からできているらしいのだが、なぜ白いのだろう。
牛乳が白いことは当たり前に思っていたのだが、自分の体から白い液体が出てくるのは、未だに変な感じがする。

脳みそはお花畑

我が子は可愛いと言うけれども、この噂も本当だった。

ちょっとおブスでもちゃんと大事にするぞ!

という謎の決意と共に出産したのだけど、我が子を見ていて、直すところ一個もないな。と思う(真顔)

SNSで他の赤ちゃんの写真を見る機会があると、我が子の方がかわいいと思うし(本気)

寝かしつけて、やっと、寝たーと思った後に、スマホで子供の写真や動画を見て、可愛いなぁと思い、我が子の寝顔を眺めて可愛いなぁと思う(ヤバい)

旦那と子供に挟まれて眠る時に、なんて幸せなんだ!この光景を一生忘れまい!と思う(人生のハイライト)

とまぁ、書いていてもヤバいなと思う。
しかしこれがリアルな感想である。


妊娠中の身体も神秘に満ちていたけれど、産後の身体も面白い。
改めて健康な身体に感謝する日々である。

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