古川マリーナ

本と家とコーヒーが好きです。旦那さんと息子と暮らしています。日常の出来事を楽しく書いて…

古川マリーナ

本と家とコーヒーが好きです。旦那さんと息子と暮らしています。日常の出来事を楽しく書いていきたいです。

最近の記事

眠りながら笑える人生を

赤ちゃんはよく寝ながら笑っている。 ニヤニヤ笑ったり、ケタケタ声を出して笑ったり。 どんな夢を見てるのだろう。 夢を見ることで日中の出来事を整理しているという。 ぬいぐるみで遊んで楽しかったのかな。 ミルク美味しかったのかな。 私は中高と進学校に通っていた経験から、ずっと試験で失敗する夢や、勉強不足で受験に挑む夢などを見ていた。 卒業して、大学に入って、社会人になってもそんな夢を見ていた。 キツかったなぁと思う。 必要なことだと思っていたから、自ら勉強していたけれど

    • 自分の欲深さを認める

      国公立大学を出て、正社員として働き、20代で好きな人と入籍。結婚式も新婚旅行もして、元気な男の子を出産した。 恵まれているなと思う。 本当にほしいものは大体手に入れたと思う。 もちろん苦労も努力もあったけれど。 私は自分の人生を割と気に入っているのだけれど、ふと物足りなさを感じることがある。 というか特別な人生を送っている人に嫉妬することがある。 例えば、 面白い小説を読んだ時に、こんな展開や文章が書けるなんてと、作者に嫉妬する。 自分で事業をしている人の話を聞けば、そ

      • 子供に期待することを実践する

        優しい子になってほしい。 自分のことを好きでいてほしい。 芸術や運動の才能や好きなことがあれば伸ばしてあげたい。 まだ何者でもない赤ちゃんに向ける期待には、自分が誇っている部分や、足りないと自覚している部分が反射していると気付いた。 では、私はちゃんと周りに優しくしているだろうか。心だけでなく態度で示せているだろうか。 自分の持つ創造力を信じて、才能が花開くように努力しているだろうか。 子供に語りかけたくなるたび、一度自分に聞いてみる。 芽生えた夢や期待を叶えるのは、

        • 自分のために、寄附を続けている話

          国境なき医師団に毎月2000円寄附をすること3年になる。 きっかけは会社から臨時ボーナスをもらったことだった。 予想外の収入にウキウキしながらハイブランドのコスメを買った私は、お店の外で国境なき医師団で募金活動をしている方に声をかけられた。 いつもなら何となく目を逸らして通り過ぎるのだけど、なんだかその日は、やるなら今かも、と思ったのだ。 というのも当時読んでいた本に、真のお金持ちは寄附等をすることでかなり社会貢献しているが、中間層ほどお金を溜め込んで自分のためにしか

        眠りながら笑える人生を

          旦那さんの育休のおかげで子育てが余裕になった話

          子供が生まれて3ヶ月経った。 旦那さんは育休を約3ヶ月取ってくれて、ついこの前まで2人で育児をしていた。 初めての子育てでネットの情報に溺れていた私は、子供を産む前は、私も育児ノイローゼになるのかも、いや必ずなる、と思っていた。 しかし、実際に子育てを3ヶ月してみて、いま想像を遥かに超える余裕があり、ちょっと驚いている。 この余裕は、旦那さんに取ってもらった3ヶ月の育休の成果だと痛感しているので、これから育休を取るパパたちに向けて、やっておいたら良いことをまとめてみる。

          旦那さんの育休のおかげで子育てが余裕になった話

          趣味を仕事にしない幸せな生き方について

          旦那さんが「今からゲームするね〜」と言ってルンルンしていた。 私はどうぞどうぞ!という気持ちでそれを眺めながら、 「好きなだけやりな〜、才能が開花してプロゲーマーになれるかもしれないしね!」 と言った。 すると旦那さんは不機嫌になった。 「別にプロゲーマーになりたくてゲームする訳じゃないよ」 とのこと。 私としては、 【自分だけ遊ぶことに罪悪感を感じないために、気の利いた言い訳を作ってあげよう】 【日常の出来事も、もしかしたら収入に繋がることだってあるかもしれないし

          趣味を仕事にしない幸せな生き方について

          出産の痛みは鼻からスイカじゃなくて〇〇から〇〇

          子供を産むのは鼻からスイカを出すくらい痛いよ〜と小さい頃から聞いていた。 恐ろしい響きではあるが、出産するにあたりこの説はどのくらいリアルなものか知れると、ちょっとワクワクしている自分もいた。 実際に陣痛中も、痛すぎて頭がおかしくなりそうになりながら、この痛みをなんと例えようかと考えていたので、折角なので記録しておく。 結論から言うと、鼻からスイカは全く適切な表現ではない。 理由① そこまで不可能感はない 鼻からスイカという表現は、何をどうやっても無理じゃん、という

          出産の痛みは鼻からスイカじゃなくて〇〇から〇〇

          寝んトレ大成功!に対する違和感

          子供が生まれて、様々な育児情報を集めるようになった。 この仕草って普通のことなのかな? 我が子は平均的に成長できてる? 育児をしていると子供の成長に合わせて次から次へと疑問が湧いてくる。 日々育児について調べる中で、何となくイヤだな〜と思っていたワードがある。 それが「寝んトレ」「セルフねんね」だった。 赤ちゃんが寝かしつけしなくても自分で寝たり、長い時間寝てくれるようにトレーニングするという育児スタイルである。 寝んトレ大成功!という人の成功体験には生後2ヶ月で毎

          寝んトレ大成功!に対する違和感

          ご機嫌に生きるために容姿を磨く

          メイクして髪型をセットして身なりを整えて家を出る。 働いていた頃は当たり前のルーティンだった。 育休中の今は、家に籠る日や、お出かけといっても近所のスーパーまでしか行かない日が続く。 オシャレしても誰に見られる訳でもないし無意味に感じて、スッピンで過ごす日が増えた。 ダイエットも然り。 痩せたいけれど、そもそも私が太ったことに気付いている人がどれだけいるのだろう? 結婚してしまえば異性にモテる必要もない。 美しくいたいというモチベーションがなくなったな〜なんて考えてい

          ご機嫌に生きるために容姿を磨く

          2024年の私に起こりそうなこと

          新年が明けて4日経った。 元旦から地震や事故などのニュースが続き、2024年はちゃんと明るい年になるのだろうか?と不安な年明けとなった。 でも私の今年1年を、もっと冷静に、できるだけ直感的に見つめてみると、けっこう明るい年になる気がしたので、今年起こりそうなことを書いてみようと思う。 ①初めて運動の習慣が身につく 毎年、1年の目標の中に何かの継続があるのだが、去年初めて達成できたことがある。 それは、日記をつけること。 正直、私は自分のことを三日坊主で何も続かない

          2024年の私に起こりそうなこと

          我が家のレシピノートを作ってみた

          ふと思い立って我が家のレシピノートを作っている。 レシピノートと言っても、家に代々伝わる味を残す、なんていう大それた物ではなく、家族ウケよかったレシピ集である。 ことの始まりは、出産を控えた9月。 出産という命懸けのイベントを控えると、もしかしてもしかすると生きて家に帰って来れないかも、と先を案じる瞬間が来る。 家に残される夫を思い、自分では育てられないかもしれないお腹の子を思ってチョロリと涙を流しつつ、私が家族にできることは何かと考えた。 お腹の子が大きくなった時

          我が家のレシピノートを作ってみた

          5年日記をつけてみて起きた変化

          今年の1月1日から日記をつけている。 きっかけは、旦那さんのおばあちゃんが日記をつけているのを見たことだった。 もう80になるおばあちゃんがつけていたのは、5年日記だった。 365ページあって、1ページに5年分同じ日の日記を書けるのだ。 なるほど、2年目以降は日記をつけながら、1年前の今日何をしていたか振り返れるのか。 なんか面白そう。 彼女の真似をして5年日記を書き始めて年末で1年になる。 まとめて書いた日があったり、力尽きて抜けてる日もあったりするけれど、まずは止め

          5年日記をつけてみて起きた変化

          1人の時間がいる人といらない人

          旦那がポツリと言った。 「1人の時間がほしい…やっぱりなんでもない」 育休で毎日家に妻と赤ちゃんと過ごしている。 夫婦仲はいいし、子供は健康でかわいい。 他に何を望むの? と自分に言い聞かせているのが手に取るように分かった。 育休なんだから、赤ちゃんがいるんだから、自分の用事で外出したり、やりたいことを優先してはいけない気がするのだろう。 彼は元々1人時間を楽しく過ごせるタイプだった。趣味のバイクや車をカスタムし磨き上げ、遠出する。ゲームしたり映画見たり、家でも忙

          1人の時間がいる人といらない人

          赤ちゃんに学ぶマインドフルネス

          新生児の要求は単純だ。 お腹すいた おむつが汚れて気持ち悪い 眠いのに寝れない 抱っこして欲しい この4つが満たされると、満足気に眠る。 食べる、寝る、清潔に暮らす、人と触れ合う 人の幸せの基本はこんな単純なものなんだと思う。 成長するにつれ、私達は自分にも他人にも求めるものが増える。 経験が増えるにつれ、未来にも過去も気にして今が見えなくなる。 そしてだんだんと、本当の幸せが分からなくなってしまう。 満たされないと大声で泣き、満足するとケロッとただ周りを観察する

          赤ちゃんに学ぶマインドフルネス

          産後1ヶ月の身体

          自然分娩で産んだ私の、産後の身体の変化を記録する。 会陰切開は1週間でほぼ完治 いやたぶん完治はしてないのだけど、痛みは全く無くなった。 会陰の傷は切り方や、裂け方によると思うが、深く裂けることなく、チョキチョキ2回くらい切ってもらった私は回復が早かったように思う。 退院前の診察で、縫合糸を抜糸してもらったのがすごく良かったと思う。 溶ける糸とのことだったが、抜いてもらった瞬間からほぼ痛く無くなったのて、選べる人は絶対抜いてもらうべき。 お腹のサイズは2週間でほぼ戻る

          産後1ヶ月の身体

          大人になっても親の顔色を伺う

          物心ついた頃から、親の顔色を伺っていた。 ほとんどの子どもは親に褒められたくて、怒らせたくなくて、心配かけたくなくて行動しているのではないだろうか。 私もその1人にすぎない。 シングルマザーで三兄弟を育ててくれた母は、自分の軸がしっかりある人だった。 子ども達を全力で守ってくれたけれど、彼女の意見と違う選択をした時、微妙な顔をすることがあった。 根はとても優しくて、子どもに何かを強制することはなかったのだが、私は母がどの選択をしたら喜ぶかとても敏感に察して、彼女の望む

          大人になっても親の顔色を伺う