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Tarte a la Rhubarbe Alsacienne 解読フレンチ自炊日記

シャキシャキしたルバーブの酸味に、サクサクのタルト、ふんわり乗ったメレンゲの甘さが溶け合うハーモニー。あの日アルザスで食べた味が忘れられない。でもいつまた行けるかわからないしな…
と、最初に再現に挑戦したのはこちら。

街並みの可愛さで有名なコルマールの中心街にあるパティスリーで購入した、
Tarte Rhubarbe! ルバーブのタルトです。
旅行でどうしても食べたかったアルザスの郷土菓子の一つ。フランスでは Tarte Rhubarbe Alsacienneと呼ばれています。


トレイにのせて、紙でくるまれた状態で受け取ったので、そのまま公園のベンチで食べてお昼にしました。
このタルトはタルト生地、ルバーブとアパレイユ、メレンゲの3層(4層?)構造になっています。ルバーブ自体の酸味がしっかりあるので、メレンゲの甘さがとってもよく合う!メレンゲのフワ、ルバーブのシャキ、タルト生地のサクが織りなすハーモニーが最高!
こんな風に食べるのはもったいないほど丁寧に作られたお菓子…だけど青空の下で食べてすっごく幸せだったので、よし。

調理前のルバーブ


ルバーブはあまり馴染みがないかと思いますが、酸味のあるフキのような野菜です。東京でもめったに見かけないけど奇跡的に長野県ではよく作られていて。帰国後帰省してルバーブも手に入れたので、いざ挑戦…C'est Parti !

〜解読フレンチ自炊の定義〜
1. 一人暮らしなので、食べるのは基本私一人。夕飯やおやつに、自分が食べたいもの·再現してみたいものを少量作るスタイルです。
2. 現地の作り方と味をなるべく再現したいのでフランス語のレシピ、フランスの料理動画を解読しながら作ります。
3. 食材は食費の負担にならない程度に揃えます。でも理論的に味が変わらなそうな場合工程は適宜に簡単にします。

まずはいろいろなサイトを見てみて、見様見真似で…
いちばん参考にしたのはこちら。

アルザスは食文化が豊かな地方らしく、「アルザス風」みたいなレシピが沢山出てくるんですね。これも観光局のサイトなことに驚く。

第一回の焼き上がり

雰囲気伝わりますか…?
タルト生地はパート・サブレ。小麦粉とバターと水分混ぜるだけで思ってたより簡単!
ルバーブは砂糖をまぶして一晩おき、水分を切ったものをそのまま。そこにプリンの生地みたいな卵液、アパレイユを流してメレンゲをオン。
タルト初挑戦だったので、型はとりあえずアルミで代用。そしたら外壁がきれいにできなくて、アパレイユが流れだしちゃったんですね…

抹茶ミントソーダと一緒に。

固まりはしたのだけれど、タルト部分と半ば一体化してしまいました。
でも味はこんな感じ!やったー!

完全に成功とはいえないものの、ネットで探せばフランスのレシピ探せるんだ、解読すれば現地の味を再現できるんだ…と嬉しかった体験。
ならいろいろ作ってみようじゃないか!と日々フランス語でレシピをググり夕飯にする日々が始まったのはここからでした〜!
ちなみにこのタルト再挑戦したので詳しくはまた後日!

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