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ネット事情の改善~途上国で私が暮らしていけるわけ

Windows95が出た翌年に就職した。文系だけど、SE職としての採用。入社直後に会社にインターネットが入って、自席からインターネットが使えるようになり、会社のメールアドレスをもらった。Yahooの画面が会社のパソコンに出てきた瞬間のことを、今も憶えている。

自分でもコンピューターを買って(デスクトップパソコンが25万円もした!)、実家でインターネットを使えるようにした。(当時はダイヤルアップ接続でしょう💧)

その後、ノートパソコンが出て、モバイルインターネットという言葉を聞くようになった。職場のノートパソコンで外出先でインターネットが使えるようになって、そういうテクノロジーに、当時私より一回りくらい年上だったであろう直属の上司(なんちゃってSEの私と違って、本物のSE)はとてもワクワクしていた。(私はどこか冷めてたと思う💧やはりSE向きではなかったのだろう)

30歳の時に海外に引っ越した。引っ越した先の国では、家でインターネットをするなんて贅沢なことで、インターネットカフェまで行って、ローマ字で日本語のメールを書いて友達に送っていた。(Windowsで言語を簡単に切り替えられるようになったのは、だいぶ後のこと)

再び働き始めた35歳ぐらいの時も、引っ越した先の国の職場でインターネットが使えるコンピューターは1台だった。

その後、5年以内ぐらいには状況は改善して、スタッフは自席でインターネットが使えるようになった。

今では個人がスマホでインターネットを使うのも普通になった。家では4GLTEをWIFIで使えるし、場所によっては光通信もある。

オンライン決済、オンラインバンキング、Uberも使えて、外国人でも生活するのが便利になった。日本の母とはSkype通話。実家の固定電話にかける。

停電とか、インターネット以外の問題はたくさんあるし、日本にはたまには行きたいけど、絶対こんな国からは出るんだ!という強い気持ちがなくなってきたのは、インターネットに拠るところがとても大きい。

#途上国 #はじめてのインターネット



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