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【長女気質】長女はビジネスでもつらいよ


おねーちゃんは妹の面倒見ると褒められる。

おねーちゃんは自分のものもやりたいことも妹に譲ると褒められる。

おねーちゃんは妹のために我慢をすると褒められる。

おねーちゃんは先にいくより、出遅れたりモタモタする妹に足並みを揃えると褒められる。

おねーちゃんは頼られる存在で妹に助けてとかありえない。

おねーちゃんは尊敬される存在になにらないと。

おねーちゃんは。

おねーちゃんは。

自分の人生を生きることを知らず知らずのうちに

抑えることが良しとインプットされている

ここで1番現状の自分に近いのは

自分だけ突き抜けて

遅い子たちの面倒を見ないわたしはダメおねーちゃん

という思い込み

だから突き抜けることに自然にブレーキをかけたり

ちょっと先に出たならすぐ

気持ちよく先にすすみたい自分を抑えて

後ろの妹の面倒を見なきゃと思ってしまう。

なのでいつも不機嫌。

本当は軽やかにハイウェイを走りたいのに

風を切って風を感じてスピード感も楽しみたいのに

そんな自分の欲望は二の次さんの次。

ハンデのある妹の歩調に合わせ

面倒を見なければいけないと

潜在意識で感じてしまう。

気づけば1人で孤独を感じる怖さに怯えて

後ろに引き戻って堂々巡りなのだ。

姉の後ろを懸命についてくる妹じゃなくて

おねーちゃんに合わせてもらいたいモジモジ妹の面倒がデフォルトだったから。

同世代の子たちの輪に入れないモジモジ妹の面倒を見ないと

家庭の中でも居心地が悪くなってしまうから。

妹を助けられるのはおねーちゃんしかいないのよ。

そう思い込んできたからだ。

ビジネスでも気を抜けば

そういった思考の癖がでてしまう。

しかしひろこさんもおっしゃったのは

前を歩いて

その背中を見せること。

脱落しそうな人を助けるために

歩調をゆるめたり

後戻りしたりではなく

その背中を魅せ続けること。

わたしはその言葉が自分の魂の叫びのように感じた。

風を切り先頭を走ってゴールを駆け抜ける。

テープを切る瞬間

歓声

そのときの感情

体感

どんな感じなんだろう

想像しやすいのは北島康介の「気持ちいい~」

もしくは先日のセッションででた

競走馬とジョッキーの涙あふれる逸話の世界か。

足の遅いわたしがいつも夢見ていた景色。

それを叶えられなかったのは

身体能力ではなく

自分の意識それだけだったんだ

前を歩いて行こう。

自分の1番心地よいスピードで。

そしてあとをついてくる人たちも

キャッキャと楽しみながら

勝手にあとをついてくる。

先頭を駆け抜ける心地よさを

誰の遠慮もなく味わえたなら

自然にそれを次の後ろにいる誰かに

こうしたらもっと気持ちいいこと味わえるよって

心から教えてやれるんだよねぇ。

遅い子の後ろに合わせて伴走してきた人生だから

今度は駆け抜ける悦びを味わいたいの

それを教えてくれたのは

長女時代を過ごしてきた過去の自分。

妹との関係は劣悪だったけど

妹は妹で姉に憧れとコンプレックスを抱いていた。

おねーちゃんはなんでもできるのにわたしはって。

長女時代に戻る旅。

ビジネスを成長拡大させるなら

一度見つめ直すしかないだろうね


本当はカツカレーがいいのに
妹の食べやすいかわいくて女の子らしいものを
仕方なく選んでいた
いいおねーちゃんであるように

#長女気質

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