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HOW TO 本で実際に結果をだせる読者は、たったの『5%』 ならば、その壁に挑む。

はーい。こんにちは、こんばんは。Mariaです。
いやさ、表題の通りよ。今日も暑いわね。


さて今回は、How to 本について。みんな読むでしょ。けっこうさ?
でも、本を読んでその通りに実践できて効果が得られる人って、読者全体の5%もいれば良いところっていうデータがあるらしい。どこの出版社だったか失念しちゃったけど、複数の編集者さんが教えてくれた数字だから合っていると思うの。

5%ね。100人中5人。



・・・・・ねぇ。少なくない?(´・_・`)


 
本ってね、すっごい手間と時間がかかって生まれるものなわけ。
またこの話はいずれちゃんと書くけど、今日はザックリいくわね。

いい? まずね、書きたいネタを思いついて。
練って練って練って。
編集者さんに見てもらって。
編集会議というのにかかって。
いろんな条件や変更や意見が飛び交って。
みんなが「よし、じゃあ、これで」ってうなづいてから。

もくじとか、本の全体の構成とか、タイトルとか、
或いは文体とかテーマのクローズアップとかさ。
ほんっとーーーーーにいろんなことを本なだけに本当にいろいろと、編集者さんと二人三脚で考えて考えて計画を立てるわけよ。

それから発売予定日という目標を立てて原稿を書く。
コツコツ、コツコツ。
きちんと理論の裏付けを確認しながら、間違ったことを書いてしまわないように細心の注意を払いつつ、自分の考え・主義主張を丁寧に綴っていくの。
編集者さんだって作られる本の内容をきちんと理解して咀嚼しながら伴走してくれる。

そうやって数か月から時には数年もの時間をかけて、一冊の本を作って。
結果「実践できた読者は5%です」ってさぁぁぁぁぁ。



・・・・ひどくない?(´・_・`)


はい。またしても前置きだけで終わりそうな勢いで前置き書いたけど、要するに「5%・ひどい」というのが今日の話の起承転結の起。
まぁね・・・。ひどいって書いたけど、これ。ちょっと見方を変えると当たり前の5%でもあるの。だって、その道の専門家にとって「当たり前のこと」や「理想論」や「すべきこと」を説明してるんだもの。

書いてるヒトはプロ。それしかしてない。24時間それで生活してるプロ。
やる人はアマ。他にいろんなコトしてる。生きてく仕事を持ってるアマ。

ね? わかる?
そもそもの前提条件が全然ちがう。

プロがいう「理想のメソッド」。
一回二回はできるかも。でも続けられない。
『やる人はアマ。他にいろんなコトしてる、仕事を持ってるアマ』だから、日常の雑多に流されてしまう。ストイックに本の内容ばかり実践できない。だって生活していかないといけないから。

休日にお料理の本をみて上手にブリの照り焼きが作れても、翌日は残業があってカップラーメンになってしまったりね? 普通だし、ありがちでしょ?

これがダイエットになったら、もっとそう。
別にダイエットしなくても直ちに影響はない(笑)。でしょ? だからつい後回しになってしまう。筋トレしてバキバキに鍛えて樽美酒研二くんみたいになりたいと思ったとしても、翌朝一番に会議があったらとっとと寝るわよ。一般人は筋肉美でゴハンたべてないもんね?

だから結局、『5%』しか実践できないことになる。



ところで話は変わるけど、もしかしたら私のコト、ダイエットの専門家だと思っている人がいるかもしれない。

ちがうわよ?

私の本筋は経営者。ダイエットは元々、自分のために始めたことなの。
乙女の秘密をカミングアウトしちゃうけど、実はね。最高で84kgをマークして。身長が165cmなわけ。この段階で、縦にも横にも奥行き的にもデカい女だわよ。かさばってしょうがないでしょ。自分でもそう思ったのね。

それでダイエットを始めたんだけど、一応、社長さんなのよ、私。
毎日毎日、筋トレとかカロリー計算とか出来ないって。無理無理。しかも自堕落なんだもん。ゲームしたいし、ライブDVD観たい。ラーメンもパスタもミニストップのソフトクリームも食べたい。
・・・ほらね。私は確実に実践できない95%だったわけよ。いいじゃない別に。95%って大多数よ? デキなくて何が悪いのー!って感じ。

ありがちでしょ? 
あなただってダイエットよりしたいことがあるんじゃない? 
ただねぇ・・・。何が悪いのー!って身体と関節に悪いのよ、デブ。家具のスキマに挟まっちゃうしね。


というわけで、考えた。
「できないなら出来る形を作ればいいんでしょ?」って考えた。
そうやって出来たのが、仕事や遊びを優先しながら実行できる「ゆるヤセ」ってわけね。
でもね、ちなみにね。だからって「ゆるヤセ」は万能じゃないわよ? 「5%じゃなくて! 仕事してても家庭があっても、誰でも実行できるダイエット・メソッドを作ろう」って最初は思ったけどね。はい、無理無理。

誰もが出来て、効果も十分に出て、リバウンドしないダイエット・メソッドなんか無いわ。なぜなら、スタート時点の身体の状態や生活環境、食べ物や運動への嗜好性、そういったすべてがあなたの脂肪に影響力を持っているからよ。これらすべてをひっくるめて「個人差」っていうのよ。そして「個人差」を埋めるのは、申し訳ないけどあなた自身の判断力とか冷静さ、自立心というやつ。

端的に言うと『他人のメソッド、まんま鵜呑みにしたって門前の小僧にしかなれん』ってこと。
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 ※門前の小僧習わぬ経を読む(もんぜんのこぞうならわぬきょうをよむ)
   ふだん見聞きしていると、いつのまにかそれを学び知ってしまう。
   環境が人に与える影響の大きいことのたとえ。
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いい意味じゃん!って思うでしょ?


バカね(´・_・`)。


コゾウはコゾウ。いくらお経を覚えても、勉強と修行をしなけりゃ和尚にはなれないのよ。覚えただけのお経でメシが食えるか!ってコト。ダイエットでいうなら、いくらメソッドを覚えても、自分の環境と体質に合わせなかったら脂肪は減らないの。


だから、「5%」の壁を打ち砕く為には、「ほーん」ってメソッドをまんまありがたく頂戴して三日やって「ヤセないわーーーー、きーーー!」って言うんじゃなくて。もっとロジカルに行ってみてほしいの。

考えるべき順番を書いておくわね。
(1) 著者が想定している対象者と自分自身が合致しているか
(2) 著者が想定している環境と自分の環境の違いは何か
(3) ズレがあるのは当たり前。そのズレは工夫で埋められる範囲か
少なくともこの3つ。きちんと押さえてダイエット方法を選びましょう。

バリバリに筋トレしてきて、おなかは6パックなんだけど、運動やめてゆるヤセしたいって言われたら、私、真顔で「他いって?」って言うと思う。

じゃ、ゆるヤセの対象者はどんな人なのか。
(1) 35歳ぐらいから上の年齢
(2) あきらかに中年太り
(3) 仕事いそがしくて(忙しくなくても)運動できない/きらい
(4) 食事制限は無理。好きなモノ食べたい。
(5) ダイエットしなきゃなーとは思う。
 
ま。いわゆる、ぽよんな人よ。ぽよんな人。
若いお嬢さんがシェイプアップしたくて、でも頑張りたくないからゆるヤセ、っていう選択は大間違い。むしろあなたのパパに薦めてほしい本なの。ホント、そこんトコよろしくね。





最後にそーっと言っておくけど、「5%」を打ち砕くために考えるべき順番は、ダイエットだけじゃなくてビジネス本でも自己啓発本でも、それどころかyoutubeで教わるコトでも、みぃーんな同じ。段取り良く生きてく上での基本だからね?

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