見出し画像

歴史は繰り返す(^_^;)

昨日は桃の節句でしたね。お雛様を飾られたり、お雛様のケーキやちらし寿司等作られた方も多いかと思います。

そんな中、東京へ引っ越した娘から電話がありました。

「お母さん、毎年桃の節句にちらし寿司作ってくれてたでしょ?レシピ教えて!」

と。私同様、家事全般、特に料理の苦手な娘からの突然の電話に驚きながらも、レシピを教えましたところ、

「酢飯ってご飯にお酢入れて混ぜるだけじゃないの??? え??何?米酢???見た事ないんですけど。砂糖と塩??? てか炊飯器のまま混ぜちゃ駄目なの??何で??? 団扇で仰ぐ?そういえば私、子供の頃手伝わされた事あったけど、あれって必要??? 干し椎茸ってどうやって柔らかくするの???は?柔らかく戻してから煮る????? 酢れんこんって何〜???????」

😩こりゃ駄目だ、と思い、ちらし寿司の素で作った方が早いわよ、と、言いましたが

「だって、女の子が生まれたらお母さんみたいにちゃんと毎年ちらし寿司作ってあげたいし、頑張って作ってみるよ!」

と、娘は何故か大張り切り。娘は彼氏さんと同棲しているので、彼氏さんとちらし寿司作りを練習するとのこと。

・・・と、娘と電話で話していると、あれ?何かこの遣り取り、何処かで経験した事があるような・・・と、私が娘くらいだった頃の事を思い出し、これはデジャヴだ!と、笑えてきました。

まだ、私が娘くらいの、22歳〜23歳だった頃、東京に住んでいた私はふと思い立ち、ちらし寿司の作り方を教えて貰おうと、祖母に電話をしました。当時私は、柄にもなく温かな家庭、子供を望んでいましたので、もし、女の子が生まれたら、祖母が毎年私の為に作ってくれていたような、ちらし寿司くらい作れないと可哀想、と、思ったのでした。その時の、祖母を呆れさせるような質問と、娘からの呆れるような質問が全くそっくりだったのです(^_^;)

当時私は特別お付き合いしている男の子はいませんでしたが、とても気の合う、何でも話せる仲の良い男友達がいました。その男友達Tに、「ちらし寿司作るから試食してよ」と言うと、大笑いされてしまいました。「料理嫌いのマリアがちらし寿司作るって!あー、腹イテ!」と、馬鹿にされましたが、「だって、女の子生まれたら桃の節句にはちらし寿司作ってあげたいから!」と言うと、更に笑われ、「女の子生まれたら???ってその前に結婚相手は?!🤣」と。

笑われながらも祖母に教わった通り一生懸命ちらし寿司を作ってみました。錦糸卵は焦げるし分厚くなるし、酢飯は水っぽくなるし、まあ、予想通りの仕上がりとなりましたが、最初は大笑いして茶化していたTは、私が一生懸命作る姿に「本当に、結婚、てか、子供欲しいんだな。」と、感心していました。「私が作ったちらし寿司だからどーせ不味いと思うけど」と、言いながらTに試食して貰いましたところ、「いや、これ結構いけるって!マリアが作ったと思えば上等上等!この、いくらとエビも美味しいしな。」と、珍しく褒めて貰えました。私も嬉しくなり、「私だって、ほら、本気出せばこれくらいは!(笑)」と、お酒も進み会話も弾みました。

若かりし頃の懐かしい出来事を、思い出しては笑う私でした😊

有難く頂戴致しましたサポートは、動物保護施設への募金及び易経研究の為に使わせて頂きます💓