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38週妊婦、無事出産しました!

皆さんこんにちは!
この度2700gの男の子を無事出産致しました!!!

決して「超安産!」とは言えない難産で、かなり時間もかかり、最終的には緊急帝王切開での出産となりました。

ご安心ください、母子共に元気です!

そんな壮絶な出産について、今回はレポしていきたいと思います!
これから出産を控えているかたや、将来的には子どもが欲しいかたなどのお役に立てたら嬉しいです!


【出産前日の話】
出産が近づくと、まず「おしるし」というのがあります。
おしるしとは極少量の出血(ショーツにうっすらつく位)がある事で、おしるしがあるとだいたい3日~1週間前後での出産となります。

次に「前駆陣痛」。
出産をするにあたって、子宮と赤ちゃんが出産の練習を始めます。
具体的には数分間隔で生理痛の様な痛みがあります。
陣痛ほど痛くない、でも数分起きに繰り返される、、、それが前駆陣痛です。

まず、私は計画無痛分娩の予定で、予め入院日が決まっていました。
しかし、計画日の1週間以上前におしるしが、、、

まず最初に思ったのは「やばい、計画無痛分娩ができないかも」でした。笑
そうなんです、私の産院では土日祝は計画無痛分娩を行っておりません。

「ちょっと病院への連絡は早いけど、、、」
「でも今ならまだ計画無痛分娩できる可能性あるし、、、(つまり連休前)」

という気持ちで病院に連絡を入れました。

自然分娩だと病院に連絡を入れるタイミングは「陣痛が10分間隔になってから」です。
ただ私の場合は計画無痛分娩なので早めに連絡を入れました。

すぐに診てもらえる事になったので病院へ。

おしるしがある事が病院でも確認でき、次の日計画無痛分娩をする事にし、急遽入院をする事になりました。


【出産当日(夜中)】
おしるしがあった位で入院したので比較的余裕があり、
とはいえ明日が計画日というのもあるので早めに病院のベッドでゴロゴロしていました。

すると、、、

突然夜中に「破水」しました。

赤ちゃんは子宮の中で羊水に守られて生きています。羊水があるから呼吸もできるし、障害からも守られるのです。

その赤ちゃんと羊水が入っている袋が破れる事を「破水」といいます。

破水をすると赤ちゃんがお腹の中で息する事ができないので、早く外に出さなければなりません。
そのまま夜中に分娩室へ移動となりました。

破水が起きてからいきなり始まった前駆陣痛。
そして突如として始まった本陣痛。。。

夜中の間(麻酔科の先生が出勤するまで)耐えなければいけないというテロが起きました。

こんなん無痛分娩じゃない〉〈。。。


【出産当日(麻酔)】
朝イチ麻酔科の先生がかけつけてくれて、麻酔分娩開始。

麻酔分娩は、

陣痛がある度に麻酔により痛みを緩和させます。
モニターを見ながら陣痛促進剤を利用して陣痛を起こし、それをまた麻酔で緩和させての繰り返しです。

母体の痛みを和らげることができるので、母体への負担が少なく、出産後すぐに育児をする事ができます。

まず麻酔分娩の感想ですが、本当に痛みがなくなります。
夜中じゅう本陣痛に耐えていたので、麻酔が始まった瞬間の安心感を忘れられません。笑

この麻酔分娩、今は保険適用外で費用が高いですが、近い将来保険適用になるみたいですね!
早く皆ができるようになるといいなと思います!


【緊急帝王切開】
急に助産師さんの数が増え、先生の数が増え、何やらバタバタしだしたのを覚えています。

麻酔と陣痛の疲れで意識朦朧としている中覚えているのは

「赤ちゃんの心拍が異常」

ということでした。

陣痛が起こると子宮収縮によって赤ちゃんにも付加がかかります。
だいたいマックスで170くらいの心拍数まで上がるそうです。

しかし私の場合、陣痛が起こっている時の赤ちゃんの心拍数が200を超え、アスリート状態だったそうです。

逆に陣痛が終わると胎児の心拍はだいたい80くらいまで下がるそうですが、私の場合はなんと40を切る程に、、、

意識が遠い中、聞こえて来るのは助産師さんたちの

「先生もう無理です、赤ちゃんがもちません」
「これ以上陣痛促進剤を使いたくありません」

という言葉です。

落ち着いた今思うのは、先生は私たち母体を優先的に診てくれますが、助産師さんたちは赤ちゃんを優先的に診ています。

先生の見立てだと、体力消耗しきっていて意識が飛びそうな今の状態で緊急帝王切開の方が危険だし、お産は進みそうな波形ではある。
助産師さんたちは、緊急帝王切開で一刻でも早く赤ちゃんを、外に出したい。

そこからはあまり覚えてませんが、どうやら私は「帝王切開にしてください」と叫んでいたそうです。笑

そしてそこから2時間後、緊急帝王切開にて出産をしました。


【原因について】
助産師さんたちの見立てでは、、、

まずへその緒がすごく細かったとの事。
赤ちゃんはへその緒を通して酸素を吸収してますが、へその緒が細くて酸素量が少なく、陣痛で大量に酸素を使うには全然足りない状態だったそうです。

次にへその緒の位置です。
本来ついていなければならないところではないところに付いていた様で
「よく38週までもった」という見立てだそうです。

どちらにせよ、本当に赤ちゃんが頑張ったと。。。

ちなみに私は妊婦健診には必ず行っていたし、エコーも行っています。
なのでどちらもお腹を切らなければわからなかった事実です。

私や赤ちゃんに責任があるのかというとそうではなく、偶然に偶然が重なった結果だと助産師さんは言ってくださってます。

改めてお腹の中ってブラックボックス、、、
どうなってるかわからないものですね。

もし1日でも連絡が遅れてたら、、、

もし計画無痛分娩じゃなくて10分間隔の陣痛を待ってたら、、、

もしあのまま計画無痛分娩を継続してたら、、、

もし帝王切開が遅れたら、、、

結果は違ったかもしれないと思うとゾッとします。


【これから出産を控える方へ】
もし少しでも異常を感じたら病院に電話してください!
「こういう状況なんですが早いですか?」とかでいいです。
何かあってからだと遅いので。。。


上記色々書きましたが私も赤ちゃんも元気です!
緊急帝王切開の為入院がかなりのびてますが、それもいい思い出です!
私の方は手術の後遺症(傷の痛みや出血、浮腫など)と戦ってますが、赤ちゃんになんともなかったので耐えられます!

次は壮絶な育児を書きたいと思います。笑