黒色　灰色　白色

モノクロの三大世界

無くてはならない世界

真っ黒な人はいそうだなあ

真っ白な人もいそうだなあ

でも大抵は

灰色をした人が多いかなあ

この灰色をした人を仮に灰色くんと名付けよう

どっちつかずの灰色くん

きみは２本足でスッとたっている

頭のてっぺんから足の先まで灰色だ

未完成、中途半端、黒要素も持ち白要素も持ち合わせる

言い方はいくらでもある

想像が存在するのも大抵灰色の世界

黒色と白色の霧のようなものがマーブル柄を描いて

わたしの体を飲み込んでいく

そして灰色くんと同じようになる

灰色１

灰色２

灰色３・・・

灰色にもたくさんあるんだけど・・・

▪️中途半端だと、愛されなかった

白にもなれない、黒にもなれない

灰色

その自分の色に飲み込まれ、気付いてもらえなかった

気付かれにくい

理解されづらい

そんなことを経験していくのが灰色くんだった