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小心者の私は

私はだいぶ小心者だと思う。

いきなり大きな声で話されたり、いきなり呼び捨てにされたりすると萎縮してしまう。

多分、目が泳いでいると思う。

肩周りがきゅ!と固くなる感じが自分でも分かるので「あ、私、今怖いんだ」とわかるときがけっこうある。

今の職場で働き出してから、よく萎縮をする。

特に悪気はないと思うけど大きな声で話す人。

これまた悪気はないと思うけど、物をバンバンがやがや置いたり、扉をバンバン閉めたりする人。

これは悪気があると思うけど、嫌な言い方をする人。

これも悪気があると思うけど、挨拶をしたら変に間延びした大きな声で返してくる人。

悪気あるなしに関わらず、萎縮してしまう。

萎縮しなくて人に恐怖を感じることもある。

いつも不機嫌な人が、急ににこやかに話しかけてきたとき、物凄く恐怖だった。

私はよく本を読む。

しっかりと自分を持った強い主人公が好きだ。

以前、物凄く不幸で弱々しい主人公が、イケメンに愛されて幸せになるという話を読んだけど、全然惹かれなかった。

弱いというところに自分と似通った部分を感じてしまうからかもしれない。

自分が持っていない強い部分を持っている人物に惹かれて、本を読んでいるのかもしれない。
だから、けっこうキャラ読みなところがある(笑)

何にも動じない本の人物がいたら、自分も動じなければ萎縮しないでいられるのに…と思って、真似をしてみたいのだけど、私はやっぱり私であって、自分の性質を変えるのはなかなか難しいようだ。

私にどうしても動じてしまうから、関わらなければ動じない。

うまくすり抜けて生きていくのが良いのかもしれない。

それでも萎縮してしまうことが増えていくのは、環境が問題な気もしなくもない。

いつの日かそれもすり抜けていけば、スルースキルが向上するのだろうか。

ふとそんなことを思った。

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