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【読書】『72歳、今日が人生最高の日』メイ・マスク(著)

 おはようございます。いつもなら読書の記事が一番、悩むところですが、今日は読み終えたばかりのこの本が、私にとっても勇気を与えてくれたので、この本にしました。

 そもそも、イーロン・マスクが誰?っていう人のために、リンク貼っておきます。

 今日は、イーロン・マスクの話ではなく、そのお母さんである、メイ・マスクさんが出版された本について紹介します。この本は、私に読んでみるといいよとおすすめしていただいた本で、本当に読んでよかったなぁと、勇気を与えてもらえる一冊になりました。

 『何にでも一生懸命取り組み、計画を立てて、思い切ってやってみれば、火星にだって行けるかもしれない。』

 というセリフがあるように、この本を読めば、もちろんメイの人生そのものは特殊すぎるのですが、ものすごく勇気がもらえます。また、特殊ではあるけれど、考え方や捉え方は国や時代が違っていても、自分の人生に置き換えて考えることができるところがたくさんあります。一人の人生が、これほどに勇気を与えるものであること、いつか私も自分の人生が誰かの人生を勇気づけられるものになるよう、形にしていきたいです。

 今回も、書籍の中から気になったところを引用しながらまとめていきます。

・働く環境が悪くても自分では変えられず、その状況から抜け出したいと思うときは、先が見えない。とても怖い状況だ。毎日、仕事場でつらい時間を過ごすことになるだろう。喜びを感じられず、毎日が憂鬱になる。仕事とは、楽しくて、大好きなものでなければいけない。

・誰かにアドバイスをするときは、優しく、耳を傾け、楽観的であること。苦労話ではなく、自信と敬意と感心を見せてほほ笑むこと。才能がないと思ったら、これまでの人生で自信を持てた瞬間を思い出してみよう。その分野で頑張ればいい。勉強をしたり、人に教えたり、興味を深めるために本を読んだり。何でも得意になる必要はないが、得意な何かは必要。

・おしゃれでいるのにセンスは必要ない。必要なのはセンスがいい友人を持つこと。そして、その友人が進めるものを素直に試着していく。

・普段は自信があるのに最悪だった日に自信を失ってしまったら、なぜ最悪だったのかを分析すること。どうして、自信を失ってしまったのだろうか?どうして、その言葉に動揺したのだろうか?他の人がうまくいっているように見えることもあるだろう。自分は、自分の才能を発揮できるところで励み、自分よりも経験豊かで優れている人たちに教えを乞えばいい。

・常に誰かの期待に応える必要はない。自分の道をいけばいい。変化を起こしたいなら、自分ができること、暮らせる場所、いちばん満足できる仕事を探したほうがいい。新しい場所について知り、新しく知り合った人と交われば、見聞が広がって幸せになれる。自分にできないことはない、と思うこと。

・「人生は大胆かつ慎重に」。物事が悪い方向に進むこともある。だからこそ、どんなことが起こりうるのかを予想し計画を立てて備えること。

・いまのわたしは、何かを依頼されたら、それほど考えずに「イエス」と答える。興味を持てたり、いまの状況が改善されそうなら、いつだって「イエス」と答える。変化を起こしたいなら、こう言ったほうがいい。「やらない理由なんてない」

・危険な選択をしようとしたとき、忠告する人がいる。一人きりで乗り切るのはあまりにも大変だ、正しい選択ではない、仕事に悪影響を及ぼすし、子どもにもよくない、と。けれども、そういう人たちは勝手に怖がっているだけ。無関係な人があなたの人生に口出ししてきたからといって、決断の根拠にはしないこと。

・私は生まれながらの恩恵にあずかった。すばらしい両親がしっかりした教育を授けてくれた。自費で勉強を続けたおかげで、3ヵ国8都市で開業することができた。モデルになれたのは、美しい母に容姿が似ていて、すらりとした父に似て背が高いおかげだ。モデル業で、わずかながらも追加の収入を得ることができたし、72歳の今では高収入を得ている。それを「幸運」と呼ぶこともできるが、少なくともわたしは50年間モデル業に熱心に取り組んできたし、健康と体重を維持するための努力はいまでも欠かさないーー毎日、毎時間、毎分。これは運ではなく、努力の結果だ。
 生まれながらの恩恵にあずからなかった人は、自分の才能を見つけ、努力しよう。SNSを通して、その才能を世界とあなたのまわりのみんなと共有しよう。わたしは、人は自分がどう生まれたかを忘れるべきだと思う。こんな言葉がある。「21歳になれば、あなたはもう孤児ではない」。自分の将来に自分で責任を持とう。努力すればするほど、幸運の女神があなたを見つけやすくなるはずだから。

・新しい都市に引っ越すたびに、栄養士の仕事をまた一から始めなければならなかった。・・・(中略)・・・それでもわたしは、電話をかけ続ければ面談してくれる医師が20人ぐらいはいるだろうと信じていた。実際、20人とアポを取りつけられた。わたしは自らのアドバイスに従った。つまり、「確実な“イエス”」など存在しないが、頼まなければ「確実に“ノー”」ということだ。

・辛抱したところで、いつでもうまくいくとは限らない。でも、忍耐が実を結ぶこともある。「ノー」と言われたなら、別の道を進むことも必要。でも、どうしても欲しいものがあるなら、まずは辛抱強く「欲しい」と言い続けよう。

・ほかの人の悩みがかならずしも自分の悩みになるとは限らない。前に90歳の人がこう言っていた。「心配ごとの95パーセントは実際には起こらない」

・慣れ親しんだことから一歩外に踏み出したおかげでチャンスをつかんだことは何度もある。

・わたしがテクノロジーを利用するのに年をとりすぎたということはない。母を見習うべきだろう。母は94歳でコンピューターを使ったデジタルアートを始めた。手が震えてそれまでのような絵を描けなくなったからだ。つまり、年齢のせいで、というのは理由にならない。

あなたがケールを食べないことにがっかりする人もいる。そういう人には、ケールだけが健康の秘訣ではないと伝えよう。ほんとうの健康の秘訣は、今より多くの果物、野菜、未精製の穀物、豆、乳製品を楽しみながら少しずつ、空腹になったときに食べること。
 最良の健康計画とは、持続可能な計画のこと。つまり、ストレスを感じていたり、疲れていたり、忙しくてあまり注意が払えなかったりしても、ずっと守ることのできる計画のことだ。
 必要なのは、薬ではなく、計画だと覚えておこう。

・長く生きる人は、同じような問題に何度もぶつかる。ひどいことを言われたりされたりしたときは、こう言えばいい。「前にもこんなことがあった」と。過去にひどく苦しんだ経験も、2回めにはあまり苦しまなくなり、いずれ払いのけられるようになる。

・最後に、おわりに、のページはそのまま画像添付します。本当にすべての人に読んでもらいたい、この本の集約です。

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 自伝的な本をこれまであまり読んでこなかったんだけれど、今回読んでみて、本当に多くの勇気をもらえたのと、彼女の人生を通して色々な景色がみられたので、本当に良かったです。

 おすすめしてくださった、サンロクさんには、感謝します!

 それでは、また次回~^^*

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