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【子育て】目を見て人の話を聞くということを伝えていますか

 こんにちは。昨日書くはずの記事でしたが、昨日まで個人的にすごい切羽詰まった生活をしていたので、今日からまたコツコツ配信していきます。といっても今日もこんな時間になってしまいました。。。

 さて、今日は、『目を見て話を聞くことの大切さ』について考えてみたいと思います。

 普段、皆さんは人と会話するときに目をみて話をするということを意識していますか。私は、自分が話をする側の場合は、目を合わせない方が伝えすぎないということもありますが、基本的に人と話をするときは目をみて話をするように心がけています。

 昔、小学生くらいの頃、父親から注意されたことがあったんですね。『まりえ、人の話を聞くときというのは、人の目をみて聞くものだよ。目を見ようとしないのは、話を聞いていないという態度だし、相手にも失礼になる。ちゃんと相手の話を受け止めるためにも、相手の目を見て話しを聞きなさい。どうしても相手の目を見れないとき、それでも相手の目を見た方がいいなと思うときは、その人のあごやのどのあたりでもいいから、顔をきちんと合わせて話をするように意識しなさい。大事なことだよ。』と教わりました。

 きっと、父親が私に何かを伝えようとしていたんだろうけれど、私がよそ見をして話をちゃんと聞いてないと思ったんでしょうね。容易に想像できる場面ですが、この話はとても印象に残っています。その話を聞いてからは、きちんと人の話を聞くときには、人の目をみて話を聞くようにしています。また、ただ聞くだけではなく、相づちやうなずきなどのアクションも同時に大切にしています。

 自分が何か言われたくないことや、話し合いたくないことがあるとき、目をそらしがちですが、目の前の問題にきちんと向き合えるかどうかが、目を見るということなのではないかと感じています。

 最近、娘も3歳になって、これまで以上に色々なことを理解してきていますね。親の言う通りにしない、自分の思うようにしたいという自我もますます強くなってきています。その中で、娘がカッとなって怒ったとき、私は冷静になってまず声をかけます。必ず、目線は娘と同じ高さになるように顔を落として、「お母さんの目をみてごらん」と言います。最初は、必ず目をそらします。もしくは、目を閉じてしまうこともあります。わかりやすいですね。3歳でも都合が悪いときの雰囲気は理解しているんですね。必ず叱るときは、「目をみて」と伝えます。そして、目が合ってから伝えたいことを伝えます。そうすると、親側も感情的になりにくいという感覚があります。

 大概、親がガミガミ、ギャンギャンなっているときって、どこに向かって言っているのかわからない状態になっていませんか。目を見て伝え合うということは、それだけで意味がある行為だと感じています。だから、子どもに何かを伝えたいときには、必ず「目をみて」と言います。

 目を見ることは大切だと思っていても、それをわざわざ言葉として伝えていない親も多いのではないかと思います。大切だなと思うことは、やはり言葉にして伝えないと伝わらないものです。もちろん、背中で見せるということも大切ですが、それ以上に言葉を通して伝えるということは大事なことだと思っています。特に、子どもに対しては伝わっていると思ったことが、伝わっていないことは多いし、何度も言葉にして伝えたいですね。

 もちろん、目を見て話をしていると、こちらの思いが伝わりすぎてしまうということもあります。昔、塾で指導しているときなんかは、特に思春期の子供と対面することが多かったので、ナイーブな話になるときは、向き合って座るのではなく、長椅子に横並びに座って、景色を見ながらとか、飲み物でも飲みながら、ゆっくりとした気持ちで話をしたりしました。もちろん、横並びなので目を合わせることはありません。伝わればいいなという気持ちを込めて、伝えすぎないということも時には大切なことはあると思っています。

 ですが、基本的な姿勢としては、やはり人の目をみて話を聞くということが大切なのではないかと感じています。父から教わった大切なことはたくさんあったなぁと、最近改めて感じることがあります。亡くなって10年以上経ちますが、その人が大切にしていたことや伝えたかったことというのは、時間が経っても必ず心に残っているものだなぁと感じています。父から教えてもらったこと、またゆっくりと思い出してみたいなと思います。

 普段、子どもと会話するとき、楽しいときは簡単だと思いますが、何かを伝えたいなと思ったとき、感情的にならずに伝えるためにも、目をみて話をするということを取り入れてみたらどうかなと思っています。最近は、人と会うことも少なくなって、顔を合わせて話をすることも減ってしまったかもしれませんが、改めて人と話をすることの大切さ、目をみて伝えることの大切さを考えてみました。

 それでは、また次回~^^*

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