《詩》-恋しくて-vol.49
恋しくて
恋しくて
探している
ゆらゆらと優雅に羽ばたいて
煌めく蝶が
金の音色を撒き散らし
華の薫りを探してる
蝶が薫りを探す様に
貴方の声を探している
拭っても
拭っても
零れ落ちる泪は
貴方に届くだろうか
切なくて
恋しくて
泣いている夜は
ただ貴方が恋しくて
抱きしめて欲しくて
そっと頬に触れて欲しくて
頬杖ついて
見上げた優しい月の
銀色の輝きに照らされながら
貴方の笑顔を待っている
-恋しくて-
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