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MBT:姿勢がよくなる靴見つけました。

朝のお散歩を続けていると気に入っていたスニーカーにとうとう穴が開きました。結構長く履いたので愛着がありましたが仕方ないですね。これは重い腰を上げて靴屋さんに行くしかない。

靴選びには長いこと悩まされてきました。足が人より少し大きめだったり形が不格好だったり。イラストのようなパンプスとお別れしてかれこれ経ちます。女子大生やOLのころは何とか足を押し込めて履いていたんですね。かわいそうな私。

ここで改めてジェンダー論を持ち出すわけではありませんが、ハイヒールやミニスカートをあまり見かけなくなってよかったなあとおばさんは思っています。おじさんたちがどう思っていらっしゃるのかはわかりません。とにかく皆が無理にセクシーに見せる必要がないという空気が浸透し、自然体で過ごせることは喜ばしいことではないでしょうか。

そういえば先日近くのショッピングモールで初めて間近でオネエサンをこの目で見ました。エスカレーターで私の前に立たれたので嫌でも視界に入りました。185センチくらいの身長ですが真っ白なハイヒールを履いていらっしゃって、ご自分の好きで窮屈な靴を履くのはアリだなあと拝察していました。

ごくどこにでもいるおばさんである私はひたすら歩きやすい履きやすい靴を求めていました。ふとずいぶんまえに何とかという靴を履き始めるともう手放せないやら足放せないやらということを書いているネットの情報を思い出したのです。手掛かりはローマ字三文字ということだけでした。ネットはすごいですねえ、数分後には「MBT」という靴屋さんだったとたどり着いたのですから。

よしこれだ、と思うが早いかそのお店に向かいました。これってフッ軽?だって靴だけは試着なしで買うわけにはいきません。電車で少し行った駅からまた少し歩いたところにその小さなお店はありました。「MBT」を間違えて「MTB」と地図の検索をしたら変だなあ、サイクリングのお店ばかりが出てくると思ったらそれはマウンテンバイクのことだったのですね。今日行きたいお店は「MBT」です。

だらだら前書き長くてすみません。着きました!

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足の幅を測ってもらって出してくださった黒っぽいスニーカー、一発で足入れの感触もよく気に入りました。何より足指が靴の中で解放されて喜んでいます。お値段は張りますが毎日履くのでここはケチるところではない。レビューを見ていると膝痛や腰痛が治った人もいるみたい。

その上お店の人の説明がとても懇切丁寧です。いくつか覚えていることとしては

① 靴ひもは必ず脱ぐときゆるめて履くとき締める。

② 立つときは内股外股にならないように足を平行に、少し幅をあけて

③ 重心をつま先にかけず、靴の真ん中の山になっているところを踏むように歩く

④ 歩幅は小さめ、急ぐときは回転数を上げる。

あれ、もっとあったと思ったのに。その靴ではなくても応用できることはありそうですが、その靴を履くと自然とそのような歩き方ができて背筋が伸びて前のめりや猫背になりません。例えば頭の上にお皿を載せて歩くこともできそう。和装をしているようにしゃきんとします。お支払いを済ませて新しい靴で新しい歩き方で大好きな街を颯爽と歩いて帰りました。

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ふと見上げるとこんな景色が。この靴とまた仲良くして春夏秋冬元気に歩こうと思います。

オンラインショップもありますのでご参考まで。

今日は雨模様でしょうか。皆様も良い週末をお過ごしください。





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