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差し入れお料理何がいいか

私たちの長女が出産して生活が一変したことはこのところのnoteに書いている通りで、昨日は無事退院して自宅に戻るのを手伝った。
無事退院できる、ということは母子ともに特に問題がないという証で、これ以上喜ばしいことは滅多にない。

嫁の親ばかり出しゃばるのは申し訳ないと思いつつお婿さんの両親は飛行機の距離で他のお孫さんのお世話等々取り込んでおられるようなので今日もしゃしゃり出てしまった。

ごきげんパパ♡はなぜ里帰り出産しないんだと訝しそうだけどそれは胸に手を当てて考えてほしい。今時の旦那様はみんな家事もできるわけ。二人で協力して育児をしましょうって新聞にも書いてある。男性の育休を知らないとは言わせない。

とはいえ、私も赤ちゃんのお顔を見たい!
今日は娘と赤ん坊しかいないので来て、と言われていそいそ準備などする。

お昼ご飯持っていくね〜ついでに冷蔵庫に入れて置けるものも!

さあ、おばあちゃん力全開だ。朝から得意ともいえないお料理の腕によりをかけた。

切り干し大根とマカロニサラダはすぐに作ることを決めた。お婿さん(娘の夫をなんて呼ぶのが正しいのかいまだに不明)が苦手なお赤飯はお留守の時にピッタリ。


だがしかーし、メインがない…

献立も決めずに適当に食材を買う生活を30年ほど続けているので今更改められなくて、冷蔵庫にあったひき肉とピーマンを見てピーマンの肉詰めしかないやんと解を導き出した時はやれやれ。それにしよう。

お肉がピーマンから外れないようにするには小麦粉をはたいくことよ、とお料理上手な友人が教えてくれた記憶が蘇るがあえなく敗退。今回も剥がれたけど誰も気にしないだろう。美味しい。

これらが母乳となってかわいいベビーのお腹に入ると思うと滅多なものは食べさせられない。
おばあちゃんのエゴかもしれない、自己満足とは言えるだろう。娘の役に少しは立てているのか。

私が第三子を産む時に海を渡ってはるばるアメリカまで出産の手伝いに来てくれた母への感謝が込み上げて、それは順送りという川の流れになって娘からその子に辿り着こうとしている。

名もなく財もなさず、ただ善良な一市民のささやかな、そして確かな喜びがここにある。

近ごろよく使われている『みてね』というアプリでひ孫の写真や動画を母も毎日楽しみにしているようだ。いつか私にもそんな日が来るのかしら。

とにかく今日一日が良い日でありますように。
美味しいって食べてくれますように。

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