わたしたちは中性化している

NYから一時帰国していた友人が帰ってしまった。 
そして今回の日本での集まりで最も印象に残った会話が

この頃私は
おっさんになって来た
というと
貴女が
そーそ そして男性が
だんだん
おばちゃんになってくると言ったこと

だそう。日頃の私個人の素直な感想が刺激的な数日の中で印象に残ったとは光栄なこと。還暦も近くになってくると性差をそれほど感じなくなってくると思いませんか?話題にしろ、仕草にしろ。

最近入会したジムでも卓球もズンバも男女関係なく仲良く楽しく遊んでいます。卓球は男女比45:55なのに対してズンバはパッとみて15:85かな、という人数比ではありながら(ぱっと見にしては細かい…)どちらも男女共大まじめで、ボールを真摯に追いかけたりノリノリで踊ったりする様は美しいと形容していいほど。

今は男らしいとか女らしくとかいう言葉自体が差別的な響きを伴って受け取られる時代になった。決めつけるのはナンセンスであり無教養らしい。
それでもなお、多くの人にとっては恋愛対象は異性で、恋愛が人生において奇跡ではないかというほど輝きと切なさに満ちたものであるとは言えそう。

ところが出産適齢期も過ぎ、還暦も視野に入ってくる頃には大して色気というのは必要ではなくなって人として存在するのみになる気がする。

残念ながら私は女子校に10年もいたので友人は同級生かママ友がほとんどなので男性を観察するチャンスが限りなく少なくてこのようなことを書ける立場ではないと思われる。でも何故敢えてそれを書こうと思った理由の一つは、若い人に結婚相手を見誤らないでほしいから。

長い結婚というプロジェクトのパートナーは友達になれるような人を選ぶといいですよ〜とお節介にも言いたい。特に今の時代は家事も助け合って乗り切らないといけない。イケメンや美女もいいけれど思いやりなど人柄の方が大事。

そして我々世代はまああまり取り繕うことなく本音で話せる相手なら男女問わずお友達になれそうな気がする。ジムでもおじさんの中でも笑顔の多い人はいつも人に囲まれている。まだ会社勤めをしている友人の周りでもその傾向は同様らしい。そらそうやー

と言うわけで土曜の朝早々大した中身もない話ではありますが今日も笑顔の多い日でありますように。


結婚は結婚式のためにするものではありません…



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