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【ピアノ】もっとピアニッシモ

少しピアノが弾けるようになると左右のバランスが大事だと感じるところや言われることがあります。バッハなどは両手それぞれのメロディがありますがショパンやベートーヴェンで左は伴奏を受け持つことが多いからと素人なりに理解しています。

11月のミニコンサートに向けて準備している悲愴の3楽章の出だしもまさしく左手を小さな、しかも粒の揃った滑らかな音で弾きたいところ。頭では想像がついていたけど決定的に思い知らされたのはやはりプロの生演奏を聴いた時でした。

9月のサントリーホールでの及川さんのアンコールはショパンのノクターン遺作で、昨年私もレッスンを受けた曲でした。その時の左手の音が極限まで優しくて控えめだったのです。これね!

今練習中の悲愴でもあんなふうな音が出せたら。家に帰ってやってみたり(ハノンをピアニッシモで弾いてみるなど)ピアノを弾く友人にどうしたら小さな音で弾けるか質問したりしました。

1人の同級生は体の重心移動と言い、音大出身の友人は姿勢と腹筋では?と教えてくれました。2人の方法は体の使い方という点で新鮮で説得力のあるものでした。

レッスンの時、先生にももちろん伺いました。
十分小さく弾けてるから右手をもう少し出すといいのでは?というアドバイスです。先生はもちろん素晴らしく小さな音で奏でられますが全く腹筋や姿勢など考えたこともないそうです。人それぞれ〜

しかもサントリーホールでの体験を話すと、プロはペダルも微妙に使いこなすしそもそもピアノの性能も違うので私たちはそんなにできっこないのよね、なんて調子です。あら、この程度でいいのかしらん。

ピアノは弾けば弾くほど奥深い。
随分弾ける曲のストックが溜まってきて新しく弾きたい曲が今はあまりないのでこれまでのおさらい中心に毎日短時間ピアノに触れる今日この頃になっております。どちらかといえばスポーツの秋満喫。

今日も秋晴れの一日でしょうか。皆様良い日曜日をお過ごしください。

秋の増上寺

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