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ピアノレッスン再開から4年の現在地

大人ピアノを習い始めて4度目の秋を迎えようとしている。多分この4年間、鍵盤に触らなかった日は帰省や旅行で家を空けたときだけだったと思う。暇だと笑ってください笑笑

最初はネットで見つけたご近所の30代の先生にハノンとツェルニーと一曲という組み合わせで教わってました。小5でブルグミュラーやソナチネまでで終了したのに背伸びしてベートーヴェンの月光の三楽章や悲愴の二楽章、ショパンのワルツやドビュッシーの月の光を弾かせてもらいました。

2年ほど経った頃、娘のピアノの先生であるママ友にうちにおいでよ、と誘われ断りきれず褒め上手な若い先生から芸術性の高い、恐ろしく耳の良い今の同年輩の先生に代わりました。毎週のレッスンは充実そのもの。密度の高い1時間です。

一年半ほど前、コロナが少し下火になった頃から友人とピアノを弾き合う機会ができたのがとても良かった。趣味のピアノでもこんなに弾ける人がいるのだと感動してその日から目標が新たにできて年に数回のミニコンサートのために練習するようになりました。

なぜ自分の演奏が幼稚で下手なのか。

家にあった三脚を引っ張り出して録画して研究。とにかく突っかかるのは聴き苦しい。ミスを減らすことがこんなに大変とは。スマホで回数を数えるアプリを入れて部分練習が10回ノーミスで弾けるまでカウントします。

それから、録画で私は手だけで弾いているように見えました。上手い人は体全体で弾いています。YouTubeで色々な解説をみては腕の付け根や肘、手首を柔らかく使うことを試みています。

あと、音の粒を揃えたい。指の独立もまだまだ。
今の先生にはバッハのフランス組曲と悲愴の三楽章を教わっていてハノンもツェルニーも私の希望でレッスンからはずしてますが、自主練再開。毎朝の日課になりました。

涙ぐましいほどのピアノへの愛はさして報われず、先週のピアノのレッスンでは悲愴の出だしの三音が良くないとご注意があり、これには相当凹みました。いつもはめげずに立ち向かっていたのに、あまりの不甲斐なさにレッスンをやっても無駄に思えました。

家でこれまで習いためたた宝物の曲たちを大事に弾き続けるだけでも十分かな〜なんて。時々おさらいするととても幸せな気持ちになるのです。

数日経つと少し気持ちも落ち着いて、この秋もなるべく休まずレッスンに通おうという気になってきました。あまり難度の高い曲はやめて、自分の力で美しく弾ける曲に取り組むようにしようと今は考えています。

11月のミニコンサートでは前回残念だったチャイコフスキーの舟歌のリベンジと、初披露する悲愴の三楽章を予定しています。レッスンではツェルニー30番の続きも取り入れてフランス組曲の5番を教わることにしました。

秋とは言え9月も30度超えの日々のようですね。皆様も体調にお気をつけて良い週末をお過ごしください♪

ピアノがだいすきなまめぴぃ

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