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メモランダム1:映像のコンテクストと脚本の文脈の違いについて、『(500)日のサマー』を題材に。

 「映像のコンテクスト」(=ここでは、映像上の繋がりや映像における文脈と考えてください)と「脚本の文脈」は、時に反することがある気がします。  『(500)日のサマー』という映画があります。この映画は非線形のストーリーラインが採用された映画で、ナレーションのメタ的な介入とポストプロダクションによって、二人の思い出が再編集されたかのように、複雑なプロットをたどります。従来の恋愛映画とは異なる物語を示したことで脚本家からワナビーの間で、そのこじれた内容とイギリスの陰鬱な「ロックミ

    メモランダム1:映像のコンテクストと脚本の文脈の違いについて、『(500)日のサマー』を題材に。