いのうえまゆみ

新潟県でホメオパシーを中心に健康を支える活動をしています。元看護師。福島原発事故により…

いのうえまゆみ

新潟県でホメオパシーを中心に健康を支える活動をしています。元看護師。福島原発事故により被災された方々への保養活動「風フェス」を年2回仲間たちと開催。ライフテーマは穏やかな死を支える看取り。世界初チャクラレメディーオリジナル絨毯企画販売。www.gracemarigold.com/

最近の記事

便秘を手放す!4回シリーズの1回目ガチガチうんちは肺を助けよう!

何をやってもうまくいかない便秘、ってありますよね! そんな時、ここを着目してみてね!というお話。 便秘には4つの型があるんです。 便秘って、臓器の疲れによって起こることがあって どこの臓器の疲れで、この便秘が起こっているのか、という型を 知ることができたら、悩ましい便秘の解消につながるかも しれません。 疲れている可能性のある臓器をちょっと助けてあげる、支えてあげることで 便秘を手放せるかもしれないよ、というお話です。 今回はその一つ目。熱秘(ねっぴ)という便秘の型。

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    • 体の97%は隙間でできているんだよ〜standFM音声配信付き〜

      私たちの体は細胞の集まりだ。 37兆個の細胞たち。 この細胞の集まりから、細胞を一つ取り出すと これは分子の集まりでできていて そして分子を一つ取り出すと これは原子の集まりでできてるね。 例えば水ってH2Oという分子の集まりで このH2Oって水素原子が二つ、酸素原子が一つ。 水というものを作っている最小の単位が原子ということになる。 (もっと小さい素粒子とかあるけれど、、、ここでは原子で進めます) 私たちの体も同じだよね。 原子が集まって、分子を作り、分子が集まって3

      • 風邪からの贈り物 〜standFM音声配信付き〜

        人生80年として、一生を通して風邪をひく回数って 平均200回と言われてる。 1年に2.5回だそう。 結構引いてるね。 今まさに、冬、真っ只中。 ザ、感染症シーズン。 風邪の原因のウイルスって、インフルエンザとコロナだけじゃない。 200種類以上あることがわかってる。 200種類以上ある中の、40%がライノウイルス。 15%がインフルエンザ。 残りの中に、アデノウイルスとか、コロナウイルスとか パラインフルエンザウイルスとか。 これら200種類以上あるウイルスが組み合わせ

        • 便秘と姿勢と脳のつながりの話〜standFM音声配信付き〜

          私はホメオパスなので、普段健康相談を受けている中で やっぱり圧倒的に便秘の方が多いなーと感じる。 便秘の原因って、ストレスとか、食物繊維が足りないとか 水分不足だとか、ホルモンバランスだとか環境の変化だとか。 それはもういろいろ。 排便時の姿勢もだ。 かつてどこの家にもあった和式トイレにしゃがんで排便していた時の姿勢は 腸の走行、形状的に、便が出やすいストレートな状態になる。 力めば、真下に落ちる。笑 だけど今はほとんどが洋式トイレ。 排便の姿勢が座位になる。 その姿勢は

        便秘を手放す!4回シリーズの1回目ガチガチうんちは肺を…

          私たちの細胞とダイヤモンドと死後のお話   〜standFM音声配信付き〜

          私たちの体は37兆個の細胞で作られてると言われる。 この細胞ひとつひとつ、分子が集まってできたもの。 分子は、元素が集まってできたもの。 水はH2Oという分子の集まりで 水の分子は水素原子2個と、酸素原子1個でできてる。 私たちの体の主要な部品の最小のものである元素は 炭素、水素、酸素、窒素、これが97%。 宇宙を構成している主な元素は 水素、ヘリウム、酸素、炭素、窒素。 ヘリウム以外は同じだ。 私たちの体にもしヘリウムがあると、引力に負けて浮いてしまう。 だけど、

          私たちの細胞とダイヤモンドと死後のお話   〜standFM音声配信付き〜

          人間が人間であるための最高の学びって、これだと思うの   〜standFM音声配信付き〜

          生まれてくること 死んでいくこと この二つは日本はほんの70年前まで、自宅で起こってた 家族の暮らしの中にあった 医師や看護師のような医学的な教育を受けていなくても 経験を重ねながら家族一人ひとりがその家の命の伝え人になっていく そんなことが当たり前だった時代があった 人が生まれてくるリアル 人が息を引き取っていくリアル 人が生きて、そして死ぬ、というその一部始終を経験し 誰かと共有することって とても大切なことだと思う でも今その経験が、欠けてきている ほとんどの人

          人間が人間であるための最高の学びって、これだと思うの   〜standFM音声配信付き〜

          赤ちゃんが産まれてくるとき「産道」で起こっている素敵なこと〜standFM音声配信付き〜

          私たちがお母さんのお腹の中にいるとき、胎児の時 順調であれば十月十日、288日を過ごす子宮。 妊娠中のお母さんの子宮の中は、クリーンルーム。無菌室。 だから羊水も無菌、赤ちゃんの肌も無菌、赤ちゃんの鼻の中も無菌 喉の中も無菌、腸の中も無菌。 もうすぐ生まれるよ!というサインは赤ちゃんが出すの。 本来は産科医やお母さんが決めることではなくて。 もうすぐ生まれるよという、赤ちゃんからのサインを受けて お母さんの体にオキシトシンというホルモンの分泌量がど〜っと増える。 オキ

          赤ちゃんが産まれてくるとき「産道」で起こっている素敵なこと〜standFM音声配信付き〜

          「死」について想うこと

          死生観のお話、というのを始めて今年で9年目になります。 各地に呼んでいただいて、ありがたく思っています。 「死」が連想させるのは、多くの場合、人生の終末期。 存在も、記憶も消えてしまう恐れ。。。 いつ訪れるかわからない恐れ。。。 どんなふうに訪れるのかわからない恐れ。。。 恐れ、恐れ、恐れ。。。。 私自身に恐れが全くないかと言えば、嘘になります。 経験がないから、多少の不安もあります。 でも。 死は終末期だけでなく、今日も私の体の中で 一体どれだけの細胞

          「死」について想うこと

          三子の魂は100歳までなんだよ

          体の作りとか心の強度とか ある意味完成に近い ある意味頭打ちの大人たちと違って 子どもたちは一生持って生きて行く心と体の 「型」を作っている最中。 体を成長させ、その型を生涯持って生きる 心を成長させ、その型を生涯もって生きる 大人になっても型は変わらないとはもちろん言わない。 でも、子どもの時に経験したことが 成長の最中の子どもたちにどれほど大きく影響するか 私たちはこれまでたくさんたくさん学んできた。 それは今わかったことなんかじゃなくて 先人たちも 三子の魂百

          三子の魂は100歳までなんだよ

          私へ。

          私へ。 メディアでは連日、ロシアとウクライナの戦争の報道。 どっちが正義でどっちが悪だとか。 ロシア派とか、ウクライナ派とか。 メディア情報だけではじまった周囲の分断に 「またか。。。」って慣れきった私が この戦争について自分の意見が言えますか? 私へ。 戦争はシリアでも、アフガニスタンでも起こってる。 長い間続いている。 街が壊れ、住む場所を失い、家族を失い 子どもたちは兵士として銃を持つ。 その戦争とこの戦争への関心の温度差は なぜ起こってるのか 自分でちゃんと考え

          人間が人間であるための最高の学びって

          生まれることと 死にゆくこと この二つのことはほんの70年前まで 自宅、家族の暮らしの中にあった 医師や看護師のような医学的な教育を受けていなくても 経験を重ねながら、家族ひとりひとりが その家の伝え人になっていく 人が生まれてくるまでのリアル 人が息を引き取っていくリアル 人が生きて、そして死ぬという その一部始終を経験し、誰かと共有することは 今とても欠けていて、今とても大切なことだと思う 多くの子どもたちは、自分が生まれてくる時の話を 両親から聴くことが好きだ

          人間が人間であるための最高の学びって

          「誕生の数時間の子宮と胎盤とへその緒のお話」

          子宮さん:今日は私にとって嬉しくもあり      心からさびしくもある日。 胎ばんさん:子宮さん、本当にお世話になりました。       いよいよこの日を迎えたのね。 へその緒さん:本当に愛おしい赤ちゃん。        あれからもう280日もの時間を        過ごしたんだね。 胎ばんさん:この子と一緒に始まって       私たちもずいぶん育ったわ。笑 へその緒さん:胎盤さん、ずいぶん大きくなって! 胎ばんさん:あら、臍の緒さんも、ずいぶんお長くなって!笑

          「誕生の数時間の子宮と胎盤とへその緒のお話」

          出産時にマスク、検査陽性で帝王切開に思うこと

          赤ちゃんはお母さんのお腹の中で へその緒を通して 酸素と栄養を受け取って育ちます。 その酸素濃度は お母さんの血液の酸素濃度の 5分の1と言われています。 だから、妊娠中のお母さんが 貧血になることは 赤ちゃんにとって、更なる酸欠を 経験させることになるから 貧血がひどくならないように 妊娠前から体調を整えることの 大切さをお話し会を通して お伝えしてきました。 出産の時には、できるだけ緊張しなくて済むように ゆっくりとした、深い呼吸を促しながら支えます。 陣痛の間は、

          出産時にマスク、検査陽性で帝王切開に思うこと

          誰とも同じでないかけがえのないひとりのこと

          私が自分自身の課題として いつも大切に想っていることについて。 人の心や体の痛みをケアしたり 命に寄り添うことを仕事としている 全ての医療従事者に最も必要なことはと問われたら 常に「死生観」を自分自身に問い続ける姿勢だと 私は思う。 医療従事者自身が、自分の命にどう向き合うのか 生きること、死ぬことについて どんな思いを持っているか 自分が生きて紡いできた物語によって 言葉になっていく自分なりの「死生観」が 医療を受ける方々への「ケアの質」に 繋がっていくと思うから。

          誰とも同じでないかけがえのないひとりのこと

          「最期の数日、体の中の会話が こんなだったらいいな」続編 旅立ちのとき

          この物語は、こちらの続編です。 先にこちらからお読みいただけたら 嬉しいです。 https://note.com/marigoldpure/n/nb059be092cd5 腸蔵 「なんか、外から、泣いてる声が聞こえるね。」 腎子 「聴き慣れた声たちね。     泣いてる声だけど、優しい声だわ。。」 胃乃美「本当ね。愛されていたのね、あるじ。     私たちもこの声に送られながら     終わることができること、嬉しいわね。」 肝助 「あるじ、ありがとう。そして

          「最期の数日、体の中の会話が こんなだったらいいな」続編 旅立ちのとき

          マスクで覆っているのは

          マスクで覆っているのは 口ですか ウイルスですか 叫びですか 怒りですか 心の目ですか 魂の声に抗っている自分に 向き合うことの怖さですか 私たちは マスクの穴の大きさに対して あまりにもウイルスが小さくて 鼻を覆っても 口を覆っても すり抜けてしまう事実を 何度も何度も 見聞きして マスクの本来の目的は 咳や鼻水という症状のある方々が 咳エチケットとして使うものであることを 何度も何度も 見聞きして 特別な病気や治療などによって 健康であれば問題のない

          マスクで覆っているのは