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「他の人を許す勇気」(大川隆法著「大悟の法」より)

この記事に目をとめてくださり、誠にありがとうございます!

いつも見て下さる方がいるからこそ、こうして書き続けることができています。
本当にありがとうございます。

私の記事では、大川隆法先生の累計3500回の法話3100冊以上の著書の中から、人生を豊かにする智慧をご紹介しています!

今回のテーマは、「他の人を許す勇気」。

前回の記事では、「自分を責めてしまうあなたへ」がテーマでした。↓↓

 前回のポイントはこちら。

「自分を責めてしまうあなたへ」3つの処方箋

①自分を許す勇気
②負けを認める勇気
③「心の苦しみにも時効があってよい」

失敗してしまった時に、いつまでも自分を責め続けるのではなく、自分を許す勇気も必要である。
心の苦しみにも「時効」があってよい。

というお話でしたね。
今回は、その続きにあたる部分を、大川隆法著「大悟の法」第2章「罪を許す力を」より、ご紹介します。


「他の人を許す勇気」

・人を憎みつづけない
他の人に対しても、「自分は、『一生、あの人を憎み続けよう』と思っていたけれども、これ以上、憎みつづけても、自分も苦しい。もう、あの人を許そう」というように思うことが大事です。

人を憎んでいると、たいてい、体の調子が悪くなります。

憎まれている人、憎しみを受けている人も調子が悪いのですが、憎んでいる人も、やはり調子が悪いのです。

原因不明の病気になったりする人は、多くの場合、憎しみの感情を強く持っています。

「許せない」という憎しみの感情を持っていると、精神の作用によって、病巣が体のなかにできてくるのです。

破壊的な思い、憎しみの思いが物質化して、ガン細胞になったりすることもあります。

そのように、思わぬところで病気が出てくるのです。

したがって、自分自身のためにも、人を許さなければなりません

自分自身のことも許さなければいけませんが、他の人のことも許さなければいけないのです。

自分に対して害をなした人、自分に恥をかかせた人、自分を迫害した人、自分を侮辱した人など、そういう人は、確かに、たくさんいるでしょう。

しかし、許さなければいけません。
一年、苦しめば、あるいは、三年、五年、苦しめば、もう充分です。

そういう人たちも、現在は変わっているかもしれないし、反省しているかもしれません。

「そのときは侮辱したけれども、あとで反省した」ということもあるのです。(中略)

したがって、憎みつづけるべきではありません。
ひどいことをされて、苦しい思いをしたとしても、それをいつまでも恨み続けるのではなく、「相手も不完全な人間だ」と思わなければいけないのです。(中略)

・悔しさにも時効をかける
失敗をしたり、人の侮辱、軽蔑、迫害などを受けたりして発奮するというのは、人生の一大転機としてはよいことなのですが、一定の年月がたったならば、やはり時効をかけなければなりません。

そうしなければ苦しみが残りますし、人を憎んだり、恨んだりする気持ちが残っている人というのは、どこか地獄的で、よろしくないものがあります。

時間の時効は自分で決めてけっこうですから、一定の期間が過ぎたときには、「もう、この辺で自分を許そう」「もう、この辺であの人を許そう」というように考えてください。

大川隆法「大悟の法」より

人を憎み続けない

人を憎み続けても、いいことなんて何一つないんですよね。

そして、相手を憎み続けていると、相手だけでなく自分の方も調子が悪くなってきて、結果的に病気になってしまったりするそうですから、恐ろしい事です。

憎しみの思い」って、やっぱり体に悪いんですね。

ある事件が起きて、その時に「本当に許せない!」と思ったとしても、同じような熱量で何年も何十年も憎み続ける事ってなかなかできないですよね。

自分も相手も疲れてしまい、本当に早死にしてしまいます。

ご自身の身体のためにも、相手を恨み続けることを一刻も早く辞め、正常な普段通りの自分に戻っていかねばなりません。

相手だって人間
時間が経てば、反省して変わっていることもありますし、いまだに苦しんでいるかもしれません。

不完全なのが人間同士
相手も不完全な人間なのですから、恨みつづけるのはいったんやめて、あとは神様にお任せする、というのはいかがでしょうか。


悔しさにも時効をかける

人から侮辱されたこと、手ひどく失敗したことを発奮材料に成功される方もいます。

それはそれで、素晴らしいことなのですが、もし成功した後にも、スタート地点にある「恨み」や「悔しさ」がメラメラと燃え上がっている状態ならば、行きつく先は「地獄」かもしれません。

「成功」してもなお、昔のつまづいた経験をいつまでも根に持ち続けているならば、今この瞬間にでも、「あの時の事を許そう」と決意してみませんか?

きっと「苦しみ」が取り除かれた世界の方が、心もスッキリとして、もっと美しいですよ。


<まとめ>

いかがでしたでしょうか。
今回の要点をまとめておきます。

「他の人を許す勇気」
・人を憎み続けない
・悔しさにも時効をかける

人を許すことは難しいけれど、その先にはきっと、乗り越えた人にしか感じることのできない輝きが待っていると思います。

ありのままのあなたでも許されている、愛されているのだから、他の人のことも許してあげませんか?

そんな主のメッセージが聞こえてきそうです♪

心の捉われを減らし、スッキリとした気持ちで爽やかに生きていきたいものですね。

一歩一歩、頑張ってまいりましょう!

最後までご覧くださり、本当にありがとうございました☆

※「他の人を許す勇気」は大川隆法著「大悟の法」第二章「罪を許す力を」に所収されています。
よろしければぜひ、書籍の方も味わってみて下さいね♪


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