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大川隆法先生なら中東問題をどう捉えるか?マレーシア大講演会「The age of Mercy」抜粋①

この記事に目をとめてくださり、ありがとうごさいます!

大川隆法先生累計3500回の法話3100冊以上の著書を出されています。

そして、海外五大陸全てで説法をされており、その海外大講演会も書籍化されています。
(CMになりますが、海外講演会の様子はこちらになります!↓↓)

最近、ニュースなどで問題となっている、イスラエルの問題。
大川隆法先生は、中東問題についても、政治面や宗教面について、あらゆる角度から何度も教えて下さっています。

そして、この問題の根本は「宗教対立」であるとされ、ご自身でイスラム圏にも伝道をしにいかれているんです!

今回は初のイスラム圏での説法となった「慈悲の時代」から、現在の中東問題に関わる部分を抜粋してご紹介していきます。


「The age of Mercy(慈悲の時代)」

慈悲の時代(引用:公式サイト)

現代における最大の問題の一つは、西洋社会、つまりキリスト教社会と、イスラム教社会の問題です。

今日、イスラム教徒は誤解されており、このマレーシアにおいても、宗教問題を扱うのは非常に難しいのです。

しかし、私はあえて申し上げます。全ての宗教は、一つの「根源なるもの」から来ているのです。

それは、ムハンマドも、『コーラン』で述べています。

彼は、「一なる神が、アブラハムやノア、モーセ、イエス・キリストを地上に送ったのであり、彼らは神の使者であった。そして、最後の預言者がムハンマドである」と言っています。

西洋人は、この表現について少し違う解釈をしていると思います。

「預言者」や「使者」や「代理人」という言葉には違いはありません。

しかし、表現をきわめて現実に捉えてしまっており、ここに一つの誤解があります。

そして、あえて申し上げますが、これがすべてではありません。

一なる神は、ギリシャのソクラテス、中国の孔子、インドのゴータマ・シッダールタ、そしてその他の預言者や使者をも、天上界から送り込みました。

天上界には、至高神が存在するのです。

(中略)

私はあえて申し上げます。

神を、戦争の道具として使うなかれ。

些細な事の道具として、紛争の道具として、神を使ってはなりません。

神は、人々が互いに殺し合うことを好みません。

神は人々を愛しているのです。

神の慈悲は、神の啓示を通して、神が送り込んだ使者や預言者を通して与えられます。

(大川隆法マレーシア大講演会「The age of Mercy」より)


<解説>

大川隆法先生の結論としては、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教・古代ギリシャの神・中国の天帝・仏教などの宗教で説かれている「神」とは全て同じ神のことを指している、ということでした。

地球には、ユダヤ教の預言者や、日本神道の神々など、それぞれの国や宗教の神(民族神)がいるけれども、そのもう一段上に、全ての神々を統合する至高神がいる、とのことです。

その神の名は、古くは始原の神アルファと呼ばれたり、中東ではエローヒム(聖書にも記載あり)と呼ばれてきた存在。

今回、大川隆法先生はその地球神の名を「エル・カンターレ」という名で教えて下さっています。
(「エル・カンターレ」とは、「うるわしき光の国、地球」という意味だそうです。)

幸福の科学では、このすべての宗教を統合する至高神である主エル・カンターレを信じています。

主エル・カンターレの名のもとに、全ての宗教の神々の信仰も緩やかにまとめていけるはずだ、そのような願いを持っています。

なので、私たちは神社仏閣にも参拝しますし、教会にも、イスラム教のモスクにも行くことが出来ます。

他の宗教に足を運んではいけない、と言われたことはあまりないですね。
(もちろん、社会的に問題になったり、悪を犯している宗教には近づかないように、とは言われていますよ!)

そんな寛容な大川隆法先生の元育った私たちですが、排他性の強い宗教の方とは残念ながら上手く仲良くできていないこともあり、残念なことです。

The age of Mercy(慈悲の時代)」の大講演会も、初のイスラム圏でのご説法だったのに、イスラム教は他宗教の教えに改宗してはいけない、という教えがあるため、「イスラム教徒以外のみ(Non-Muslims Only)」の大講演会になったと伺っています。
(実際には、こっそり参加したイスラム教の方もいたそうですよ……内緒です!)

宗教の中でも「自分たちの宗教以外は許さない!」という極端な原理主義のところがあると、戦争の火種になってしまうので本当に困りますが、地球の至高神は、すべての宗教を信じる人類に幸福になって欲しい、と願っておられるはずです。

私たちにできることは限られていますが、全ての国の人々が、地球神の元で個性を伸ばし、成長していける未来を信じています

中東の宗教対立の問題は本当に難しいですし、胸を痛めていますが、すでに大川隆法先生は答えを出してくださっているので、私にできることはそれをご紹介していくことかな、と考えています。

引き続き、次回以降も「The age of Mercy」の抜粋を掲載予定です。

今後とも何卒よろしくお願い致します!


※この大講演会は英語で行われており、対訳本として「慈悲の時代」が発刊されています。

今回ご紹介したのはこの書籍の日本語の部分になります。

詳しくはぜひ、書籍の方をおすすめさせていただきます!


※現在のイスラエル・パレスチナ問題については、仲川光さんが分かりやすい紹介を試みてくださっています!
参考になると思うので、おすすめさせていただきます!↓↓



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