mariko_0gs

認知科学、教育心理学を専門に研究しています。博士課程の大学院生です。 文学、映画、ダン…

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認知科学、教育心理学を専門に研究しています。博士課程の大学院生です。 文学、映画、ダンス、美術の評論など、物を書く仕事も将来やりたいので、その訓練として日々投稿していきます。

最近の記事

はだいろのクレヨン

最近、Xで、欧米の人が書いたらしいという、映画への感想が話題になっていた。 すべては我々(白人)のために作られていて、我々が世界の中心なんだと疑う事もなく信じていた。現代の子たちにはそういう時間がわずかにも無いことが残念。 という話らしい。 このレビューが実際にあったのかどうかの信憑性は置いておいて、これを見て思ったことがあるので書いていく。 まず、日本人だと、こういう風に感じたことはないと思う。なぜなら世界の中心は日本ではないのだと、かなり幼い頃から気づかされているか

    • ジェットスターのストを体験して学んだこと

      はじめに今回、年末の12/31に乗るはずだったジェットスター成田発旭川行きがストで欠航した。 数日前からストの合議がうまくいっていないことが報じられており、もしかして我々の便も…とは予想してはいた。 予想してはいたが、やはりいざそうなるとかなり混乱状態に陥り、我が家では半日がかりの騒動になった。 ストに実際に巻き込まれるとどんなことが大変なのか、今回は備忘録的にまとめてみる。 大変だったこと1 前日の夜に連絡がくる今回は12/31の朝9時25分発のジェットスター便が結構に

      • 【映画】「竜とそばかすの姫」は現代の生きづらさの叫びだった

        はじめに「竜とそばかすの姫」 「時をかける少女」、「サマーウォーズ」などで知られる細田守監督作品。 2021年7月の公開だったが今さら鑑賞した。 正直言うとなんだか当時は悪い口コミしか聞いておらず、なんとなく敬遠したまま気づけば2年以上経っていた。(去年くらいの作品だったかなと思って公開年を調べて少しショックを受けた) 公開当時の口コミではたしか、シナリオがわかりにくいとか、設定が曖昧だとか、現実味がないとかで批判されていたようだ。 うっすらその記憶を持ち、もしかしてめちゃ

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