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赤裸々な現状

去年は経済的に安定した結婚生活にも終止符を打ち、いくつか掛け持ちしていた業務委託の仕事も辞め、完全なるフリーターとなった。それから会社勤めをしたけれど、退社してから3ヶ月が経過。これからどうしようという不安は抱きつつも、書く仕事がしたいという思いが日に日に強くなり、なんとかそれで生活していけないかと試行錯誤している毎日である。

長期の翻訳の仕事が決まったけれど、早々に打ち切りになってしまう可能性が高くなり今は作業停止中。自由な時間が増えるほど不安に駆られる。
またOLに戻ればいいじゃないかとは思うけれど、その方法に頼らず今までに培ってきたものや経験を生かしてどうにか食べていきたい。でも今は東京から離れ田舎暮らし、なかなか思うように動けないしそれを理由にどこかしら尻込みしてしまっている自分もいる。そもそもどう動けばいいのかさっぱり分からなくなる。

遠距離の引っ越し、家の改装、田舎暮らしに必要な車を購入したりで貯金していた数百万は使ってしまったし、今までにないくらい経済的な不安が大きい。これが精神的にとても響く。毎日の出費が恐ろしく感じるのは生まれて初めての経験である。それでもタバコはやめられないし、これからどうしようとただ漠然と考える惰性はなかなか消え去らない。仕事がしたい、仕事が欲しい、誰にも必要とされていないのではないだろうか、40歳でこんなはずじゃなかったのでは。そういうどうしようもない思いがぐるぐると頭の中を巡る。ライターとしてやっていきたいと言ったら皆に馬鹿にされるかもしれないと心配している自分も心の中に潜んでいる。恐怖。

昨日は友人が家にやってきてだらだらと話しながら過ごした。今の不安を濁しつつも語ると、新しいことに挑戦する時に、お金がなくてワクワクすると語っていた知り合いがいたよと友人が教えてくれた。そんな発想をしたことはなかった。思い通りにいかない状況下にいると悪い方向ばかりに目が向くし、行き止まりを前に留まることばかりに気を取られていた自分に気づいた。今私は保証なしにこれまでやってきたことと違うことをしようとしていて、それを成し遂げれるよう前向きに脇目も振らず集中するしかないんだろうなと気付かされる。どうすれば私が細々とやっている連載や記事がいろんな人に届くようになるのだろうか。波紋のように広がる動きをしていかなければ。このnoteも目を通してくれる人が少ないとしても、毎日更新できるようにしていきたい。

綺麗ごとしか載せれないSNSではなかなか本心は語れないけれど、このひっそりとした私信で今ある私を発信していきたいと思う。

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