メガネ見つかった

なくしたと思ってたメガネ。
なぜか入れた覚えのないPCバッグに入ってた。
会社でPC出したら出てきた。

学習障害のお子さんを持つ友人によれば、私もかなり濃厚である。子供時代のエピソードがほぼ同じか、それよりひどい。でも、そんなの調べたからって「あーね」だから診断なんかしてない。

友人に「調べて良かったことある?」て聞いたら「すごく良かったよ。この子の特性だと分かったから怒らなくて済んでる」と言っていた。素敵。

「残念だけど、ソレ、治らないと思う」
とは言わなかった。口には出さなかったけど、私を見ていて友人は、分かってると思う。

大人になってから相当やらかしている。
入数と梱数を間違えて24倍の売上をたたき出し、商品センターにトラック何台も余計に行ってしまったときは、先輩が地方の商品センターに連れて行ってくれて、私が押すEnterキーの重みを見せてくれた。

事前の打ち合わせがあったにも関わらず、やらんでいいことをやって3部門くらいに迷惑をかけたこともある。その時はソレきっかけでシステムの不具合が見つかり、災い転じてナントヤラになったのでお咎めはなかった。
 
イペント会場から「荷物が届いてない」と言われ「こっちには送り状もある。よく探してくれます?」と強く出たら、違う宛先に送っていることに気づいたこともあった。平謝りしたが「気づいて良かったですよ!その会場ならウチから近いし!」と駆けつけてくれた。痩せた女の子だった。「ハイヒールで来ちゃったけど、体力には自信かるんで」と笑ってくれた。夕暮れのオフィス街、ダンボールを抱えて大股で歩く彼女の背中を追いながら泣きそうになった。申し訳ないのと不甲斐ないのと有難いのとで。

何かやらかすたびに死にたくなる。
自分がしでかしたくせに、泣けてくる。
不甲斐ない。情けない。申し訳ない。
だけど、私の心の針がマイナスに振り切ってしまわないよう、手を差し伸べてくれるひとたちがいることをちゃんと気づかなくちゃならない。
私は私ができることで埋め合わせするしかない。

「うちの子も社会でやれるかしら」
友人がそう聞くので
「私よりはやれそうよ」
と伝えた。

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