この前、久しぶりに育休中の職場に顔を出した。私は公民館に勤めているのだけれど、ちょうどお祭りが開かれるというので、それに合わせて息子と遊びに行ったのだ。

コロナが明けて初めてのお祭りは、私が勤めていた頃のように活気に満ちた雰囲気に包まれていて、なんだか懐かしい気持ちになった。そして
久しぶりに職場の人たちや地域の方々と顔を合わせると、初めてましての方も、顔を覚えていてくれる方たちもいて、少しだけれどもおしゃべりをできて嬉しかった。

そして、久しぶりに会って思ったのは、みなさん変わらずお元気だということ。職業柄、お歳を召した方々と関わることが多いのだが、皆さん本当に元気だこと。数年経っても変わらず、賑やかに、穏やかに、そして楽しそうに参加している様子を見て、私もこんなふうに歳を重ねたいな、と自然と思えた。

ここ数年、父や母が体調を崩したり、亡くなったりしてしまったこともあるのかもしれないが、健康で長生きするというのは実はとても難しいことだというのを肌で感じている。でもだからこそ、できる限り毎日を健康で自分らしく生きていたいと思うようになった。

まだまだ若いじゃないかと言われるかもしれないけれど、それでも30歳になってから少し体を悪くした時もあって、それもまたいつか悪くなるかもしれない。だから、こうして日々を健康で暮らせることがどれだけ尊くて幸せなことかと考えるようになった。どうかこんなふうに元気で過ごせる日々が、私だけじゃなくて家族みんな少しでも長く続いてほしいと願っている。

そのためにも、健康管理をしたり、色んな人と関わったりして、自分も周りも大切に、丁寧に日々を生きていきたい。その先にきっと、皆さんのように元気に過ごす、将来の姿がみえてくるのだろう。

なるべく仕事も続けていきたいし、いくつになっても楽しみに見つけて、子どもたちが独立しても、夫と慎ましくも幸せな日々を過ごしていけたらいいなぁなんて今から考えている。

そのためにもまずは、目の前の毎日を楽しく丁寧に過ごしていきたいと思います。