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手を動かして読む技術書のススメ「Nuxt.jsとFirebaseでつくるアルゴリズムミニアプリ1探索編」

技術書典で出会った技術書の感想です。
今回は「Nuxt.jsとFirebaseでつくるアルゴリズムミニアプリ1探索編」をやりました。

なぜ読もうと思ったのか

○買った動機

なっとく!アルゴリズムはSwiftで書き直して理解してみるというものをやっていたが、なんとなく実際アルゴリズムってどうやってサービスに使えばいいんだろう・・・となっていた。

ちょうどその時技術書典のブースで、なっとく!アルゴリズムと実践の幅を超える本が欲しくて書いたという作者さんとお話し、いいなとおもって買った。

○どういうことを学びたかったからか

- 実践で使うとしたら、どんな感じで使えるかを知りたい。
- できれば手を動かして学べるものがよい

上記2点の学びたいことが満たしていたため購入した。

内容について


○目次
1.環境構築
2.探索アルゴリズム
3.探索のアプリをつくろう
4.アルゴリズムを学ぶのにおすすめなサイト書籍など

○概要と切り口
アルゴリズムを実用するとしたらどういう物があるかという具体例とミニアプリを作れる

○読了までの所要時間
nuxt.jsは初めて触ったのでファイル構造がわかるまで手間取った。
実際全部写経したら、2~3時間くらいかな?web開発に慣れている人だった30分~1時間くらいで終わると思う。

良かったところ

二分探索の考え方が図示されていたよかった。
特に19p~21pのO(log2n)に至る計算が、自分の中でなんでそれが導けるのかが納得できていないところが、わかりやすかった。(図2.6のところ)ありがたい。

なんとなくO(log2n)だよなということは覚えていたが、それを計算してとなるとlog計算が曖昧だったところがこの本のおかげで自分で導けるようになった。

また、実際に計算量を比較できると、アルゴリズムって強い・・!面白いと思った。

名称未設定.002

これがサンプルアプリ↓
是非計算量の違いをみてほしい。

二分探索を使う方法と地道にやる方法こんなに差が生まれる!


気がついたこと

サンプルアプリのURLが本の中に見当たらなかった気がする。
ちなみにここ↓

nuxt.jsがはじめてで、この本からだとどうすればデバックできるのか、ビルドしてこれで良かったのかがわからなかった。

結局
・nuxt.jsの公式ページでアプリをつくる手順をみる
・hello worldができた時点でFirebaseにホスティングをする
・view周りを書いてみる
・ビルドして確かめる
・ロジック部分を書く
・viewまわりに組み込む

という順序を踏んだ。まるいっきり初学者には厳しいかもしれない。

まだわからなかったこと。

- npm run dev でリアルタイムに更新が何故かできなくて・・しょうがなくnpm run buildとnpm run startをいちいち実行していた(絶対いい方法あるはず・・)

これから調べたり探求してみたいこと

- 他のアルゴリズムを使うとどれくらい計算量の違いがでるのだろう?
- これからさき、ソート編 二分木/DFS/BFS編 グラフ/ダイクストラ法 動的計画法 で複数本が出るらしいので楽しみに待っている。こういう本を待っていた。


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