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ルシャナの仏国土 覚者編

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仏教ファンタジー小説。シリーズ全5編の第1編。 (全10回で完結済み)
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記事一覧

ルシャナの仏国土 覚者編 28-30

二八.精霊たち  ライランカ大陸中央の青き湖に住む守護精霊テティスは、時のアガニョク王国…

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ルシャナの仏国土 覚者編 25-27

二五.七つの輪 ルシャナは、一旦ウユニを離れて残る四つの国を巡ることにした。トヴァダが…

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ルシャナの仏国土 覚者編 22-24

二二.坐すということ 兼政や幸隆ら、総典王国の人々に請われて、ルシャナは滞在を延ばすこ…

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ルシャナの仏国土 覚者編 19-21

一九.オルニア統一 ルシャナは、クラリスとルイーザを連れて、マリウス侯爵家を訪れた。そ…

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ルシャナの仏国土 覚者編 16-18

一六.星の講義 惑星ルシアは、このように語った・・・。  人間ではとても数え切れないほ…

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ルシャナの仏国土 覚者編 13-15

一三.押しかけ女房 ヘレナの父親が息を引き取ったのは、それから六週間後のことだ。ルシャ…

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ルシャナの仏国土 覚者編 10-12

十.ルシャナ伯爵誕生 ナーデル王家が三つの公爵家となってオープストと一体化したのは、翌年の夏である。国名も『グロスアイヒェ』と改められた。ヴォルフが提案したカルタナ大陸全体の平和は、彼の思いを超えて『王族の結婚』と、極小国の帰順という形で成就されたのである。  なお、当初シャルロッテが当主となる予定だった公爵家の一つは、ラオプの第二王子ヘルベルトが旧ナーデル領のブロムベーレ伯爵の娘エルザと結婚して公爵家と認められた。ヘルベルトは、先の見合いの際に彼ら一行のサポート役を務めて

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ルシャナの仏国土 覚者編 7-9

七.進言 七月、針葉樹林に覆われているナーデルは、緑の鮮やかさが増して、人々の心も浮き…

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ルシャナの仏国土 覚者編 4-6

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ルシャナの仏国土 覚者編 1-3

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