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旅を通してcomfortable zoneから抜け出そう!

comfortable zone(コンフォートゾーン) という言葉を聞いたことがありますか?comforableとは英語で「快適、居心地の良い」。zoneは「領域」。つまりcomfortable zoneとは、「居心地の良い場所」と訳すことができます。

人間は本能的に自分の快適な場所に身を置きたがります。精神的、身体的にも安心することができ、ストレスが少ないからです。しかし、このcomfortable zoneにいると、安心は得られるが、人の成長が見られないと言われています。

comfortable zoneを抜け出す1つの手段として、私は「海外へ旅に出ること」をおすすめします。

不慣れな場所だからこそ、上手く言葉が通じた時の喜び、行きたい目的地に行けたり、買いたいものを買えたり、計画通りに進んでいるだけでハッピーな気持ちになるのが海外旅行!

日本にいたら味わえない。
日本の外に出て、気付くことって沢山ある。
私も実際に行って感じることがありました。
教養を広げる旅に出よう!


①自分の価値観を広げる

自分の育ってきた環境とはまったく違う世界なので、自分の想定外なことが起きても当たり前。そのスタンスでいけば、トラブルもお手のもの。

・レストランの人の態度が悪い

・英語が伝わらない

・電話で「あなた何を言っているのか、分からない」とブチ切れられる。

海外では、自分の当たり前が通じず、「えぇ!」と驚くことも「いやだな〜」と思うこともしばしば。

しかし、その状況を目の当たりにしたからこそ、自分の今までの経験や環境と比べることができる。

そして、自分はこれを「いいな」と思うのか、それとも「これは嫌だな」と思うのか。

そういう視点に立って考えて、初めて価値観は広がるのではないでしょうか。

海外へ行くことで、自分の価値観を広げること、そして自分はどんな生活スタイルが好きなのか、自分を知る機会になります。

②自分の故郷や国をもっと好きになる

海外旅行をしていると、「日本はこうなのに」と無意識に自分の国と比べてしまう場面があります。日本という国がいかに住みやすいのか考えるきっかけになります。

海外に行くと、「トイレ」に驚かれる人は多いのではないでしょうか。日本では、どこへ行ってもある程度の清潔さやトイレットペーパーが常備されています。

しかし海外のトイレだと、一部地域は、清潔感がない、トイレットペーパーがない、水が流れない等、不便を感じる場面が多々あります。

普段生活している中で、「自分の当たり前は当たり前じゃない」ことに気付け、旅から戻った後に、日常に感謝することができるようになる。

素敵なサイクルだと思いませんか。
日常に感謝できる人になりたいものです。

③やってみたいはやってみよう

アメリカの起業家であるジム・ローンはこう言いました。

「あなたが非日常のリスクをを取る気がないのなら、何の変哲もない日常に落ち着かなければならない。」

「やらないで後悔するより、やって後悔。」という言葉がある通り、自分の好奇心を殺さず、自由に生きたい。

コロナウイルスの出現により、行動制限があったからこそ、やりたいと思ったときに、行動に移すことの大切さを私たちは学んだはずです。

自分に素直に、そして自分が後悔しない選択を!


最後に

私自身、今までを振り返ってcomfortable zoneを抜け出したな〜と大きく感じるのは、「留学」です。

初めての留学は2ヶ月間フィリピンのクラークという田舎の語学学校へ行きました。言葉も違う、文化も違う、家族や友だちもいない場所へ1人飛び込んで、毎日5時間マンツーマンで、英語に向き合う。

居心地としては、「良くない」が最初の感想です。言語のストレスや自分の英語力とコミュニケーション能力の不安、自分が間違えたときの先生のリアクション。全てに一喜一憂していました。

しかし、この留学を通して、自分で決断し、計画、行動に移したこと。留学の目的である英語もレベルアップができたこと。最終的には、先生たちとも距離が縮まり、一緒に近くのご飯屋さんへ食べに行ったり、先生たちの実家に泊まって休日を一緒に楽しんだりすることができました。

海外の人とコミュニケーションを取る、自分の意見を言える、相手を尊重できる、この経験が今では、自分の自信に繋がっています。

海外に身を置くことで、日本との物理的距離があるため、やはり寂しさや不安がつきものです。しかし、その壁を乗り越えた先に自分の成長や日本と海外を比べてのギャップ、それが異文化理解に繋がり、自分の視野が少しだけ、広がった気がします。

海外旅を通して、自分のcomfortable zoneを抜け出してみませんか?
この記事で誰かの背中を押せたら、幸いです。

Believe in yourself. Today, take the risk. See you again, somewhere in the world.

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