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乾杯の挨拶を提案します。


友人(新婦)の結婚式の二次会の乾杯の挨拶を頼まれた。
仕事上、司会はよく頼まれて、務めさせて頂くのだが、乾杯の挨拶は初めてだったので、色々と試行錯誤した。

友人代表のスピーチではないので、思い出などをつらつら語ってもしょうがない。また乾杯前なのでコンパクトにする必要がある。しかし、曲がりなりにも「しゃべり」を生業にしているので、笑いは取れなくても、ひねりというか、ちょっと粋な挨拶にしたいなという思いがあった。

そして、二次会の会場に行くと、完全なるアウェイだった。それもそのはず、同じカテゴリーで招待されているのは、私ともう一人だけだった。新郎とは面識がなく、新婦の友人とも接点がなかった。会場の雰囲気やゲストの様子を見て、話す内容や話し方を調整しようと思っていたので、アウェイと判断した私は、なるべく短く、そして、なめらかに話を進めようと決めた。

自分で言うのもなんだが、いい感じの挨拶を考えたので、もし皆さんが今後、乾杯の挨拶や祝辞を述べる機会があれば、使って頂ければと思う。

よく、「3つの袋」の話が使われるが、それはもう古くてオジサンくさいので、新しく「3つのing」をオリジナルで考えてみた。

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恋愛が始まるには「3つのing」が必要だと言われています。
・Feeling(フィーリング)
・Timing(タイミング)
・Happening(ハプニング)
きっとこの3つが揃ったから、2人は付き合うことになり、
結婚に至ったのだと思います。

これから一緒に歩んでいく2人に必要な「3つのing」を提案します。
・Meeting(話し合い)
・Helping(助け合い)
・Touching(触れ合い)
3つ目の「Touching」には、実はもう一つ意味があります。それは「感動させる」です。いつまでもお互いを感動させ合うことができるように、思い合って、二人で素敵な人生を歩んでください。

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のような言葉を送った。
最後に「ま、偉そうなこと言って、私はまだ結婚したことないんですけどね」で、オチにしようと思っていたが、アウェイの雰囲気に飲まれ、オチまで持って行けず、乾杯の発声をしてしまったことを悔やんでいる。

友人である新婦に、このような機会を与えてくれたことに感謝している。
いつまでも幸せに、笑顔の絶えない素敵な家庭を築いてほしいと思う。

ま、私は結婚したことないんですけどね。

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