nikki 2019/4/10 ヒッチコック

最近の日記は映画書評になりがちである。
映画を見るようにしているし、その時間もあるからだ。
方々からの調査したお勧めの映画の中でも
ホラーやサスペンスを優先的には見てしまうのは
結局私の好みということなんだろう。
昔は残虐なシーンや、人が無駄に死ぬ話は嫌いだったはず。
だけど最近は、そんな映画ばかり見ている。
私の中に眠るサイコパスが覚醒したのだろうか。

いや、それはない。

残虐なシーンは今でも目をつぶってやり過ごしている。
と言うよりは、主人公が犯人を追い詰め、
そのトリックを見破り解き明かすのが好きなのだ。

とは言っても私のベスト映画「SAW」は追い詰められない。
いつだって主犯のジグソウが勝利する。
その命が途絶えてもなお、である。
私は「SAW」のトリックや裏切りが大好きで、
それを見るためなら、どんな残忍なシーンも耐えられる。
書いているとまた見たくなってしまった。

そして今日見たのはサスペンス映画の神様ヒッチコックの
代表作「サイコ」である。
サスペンス好きなのに、恥ずかしながら初めて見た。

モノクロ映画の醸し出す、レトロさと無機質な感覚が
作品のスリルを増幅させているような気がした。
あの有名なシャワー室での殺害シーンも、
なぜここが一番象徴的なものと成り得たか、すぐに納得できた。
身体にナイフが突き刺さる描写などひとつもないのに
とにかく怖くて、強烈なインパクトを放つ。
そして主人公と思われていた女性があっけなく消える。
ここからが本番だと分かった時の衝撃。
掴めそうでなかなか掴めない犯人とその謎。
最後に待ち受けるどんでん返し。
さすがに何となく読めはしたが、本当によく出来ている。
(巨匠の作品に対して失礼な表現ではあるが...)

さらに特典のドキュメンタリー。
作品に関わった演者やスタッフの話を聞くことで
ヒッチコックのこだわりやスタッフの苦労を知れる。
検閲があった時代で、その対策をしたというのも興味深かった。

結局センセーショナルな作品となるのはサスペンスが多い気がする。
前に観た「セブン」しかり「羊たちの沈黙」しかり。
アメリカの時代背景ともリンクしているからであろうか。

もう本当に、いつか、サスペンス作品を作るかもしれない。
ひっとつも笑いもなく、たくさんの人が殺されてしまって
それを追い詰める刑事もどこか病んでいて影があり
結局、ラストも救いがないような作品を。
その代わり「マジかー!」ってどんでん返しがある作品を。
(簡単に作れないことは十分理解しています)

震えあがる恐怖の先に、待ち受けるそれ以上の衝撃こそが
本当の面白さであり、記憶に残り得る作品なのかもしれない。

いや、別に私病んでないよ?

あ、あと、ヒッチコックみたいにカメオ出演したい。

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