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トレラン記①~わたし挑戦します


トレラン始める

今年の目標の一つ、「トレラン始める」。

去年は8年ぶりにフルマラソン(北海道)走って、頭狂ってウルトラの入口50k(沖縄)走って、もうロードはいいかなぁ、北と南でそんだけ走ればお腹いっぱいだなぁって、たいして走ってもないくせに飽きやすい性格なもんだから、すでにそんな気持ちだった。

私の勤めるスポーツジムには、走る関連のスポーツをされている方がたくさん通っている。

マラソン、ウルトラ、トライアスロン、オリエンテーリング、トレラン、等々……

まず泳ぎたくないし、今のところ50キロ以上も走りたくない。技術やギアが必要なモノも極力避けたい。

となると、わたしは登山も嗜むので、やってみたいと思ったのは、トレラン一択である。

年末にジムの会員さん(走る系ではない方)と来年の目標を言い合った際に、「トレランします」と言った手前もあり、季節的にもそろそろ始めねば、と考えていた。

考えてはいたが、トレランは登山ともマラソンとも勝手が違う。
よく知らないけど、多分違う。かなり違う。そう強く思う。
それに、自己流でやるのは危険な気がする。
だって山だから。何かあったら結構ヤバい。だって山だから。

だれか教えてくれる人がいればいいけれどそう簡単には見つからない。
ジムの会員さんから情報は得られれど、「一から教えて下さい!一緒に走って下さい!」はハードルが高い。というか、無理。

ただ、重要な情報はすでに得ていた。

アートスポーツに、トレランシューズがある。

ということ。

大規模なスポーツ店には基本的に置いてあるのだけど、専門店として多数取り揃えているというではないか。とりあえずインスタフォローして、探りを入れてみた。

イベント申し込む

アートスポーツのインスタには商品の紹介はもちろん、「トレランイベント」とやらが開催されており、その投稿が目立った。

正直、イベントは食わず嫌いで苦手だ。

同じ目的を共有しているとはいえ、見ず知らずの人と行動するのって、結構しんどくない?頑張って会話とかしなきゃいけなくない?別に人見知りじゃないし、初対面の人と話すのも出来るけど、距離感難しくない?

とか思っていたけれど、背に腹は代えられず。
「トレラン始める」ためには、やるしかない。
覚悟を決めるしかないのだ。

そもそも今の私にとても合った企画である。
以下の文言が並んでいる。

・これからトレランデビューをしたい方
・山登りのトレーニングとして
・楽しくゆるくトレランしたい
・ロードのレースでは飽き足らない方 

そう、そう。こんな気持ちで臨みます。

でも不安がないと言ったら嘘になる。
ひとり参加の人はいるだろうか…初心者って本当にいるんだろうか…
みんなめっちゃ速かったり、プロっぽかったりしていないだろうか…

でもわたしよ、思い出してほしい。

わたしがかつてエアーズロックの英語ツアーにひとりで参加したということを。
送られてくる案内文(注意書きとかも)は全て英語。
ツアーガイドももちろん英語。
バスに乗った時、絶望した―――日本人、おらんやん…

と思ってたけど、結局日本人は数人いて(後から乗り込んできたり、話してみたら日本人だったという人もw)、しかもひとり参加もいて、とにかくたくさん助けてもらって、日本人はもちろんイギリス人スペイン人ドイツ人フランス人韓国人みんなと交流できたし、とっても楽しいツアーになったということを。

あのときの勇気を、今出せないわけないでしょ!
なんなら日本でしょ!

ということで、申し込みのボタンをポチリましたとさ。

ジムで走る

去年はフルマラソンと50キロという大きな目標があったので、そのためにジムで走り、外でも走り、筋トレもしつつ、いい感じに身体をつくれた。

まだ2024年のレースは決まっていないが、その割には走っている。

勤務する低酸素ジムで、働く前後や休憩中に、およそ30分走る。
会員さんと一緒に筋トレもしている。

今年に入ってすぐは「トレラン」とはあまり真剣に向き合っておらず、まだモヤがかかった状態であったのだが、走ることだけは継続していた。
(稽古・公演期間中は除く)

身体だけはつくっておかないと、という意識が常に働いているのだと思う。

なぜなら、やはり年を重ねるごとに疲れやすくなる。
そして、疲れは取れにくくなる。
連続でトレーニングをした週末には、10時間くらい余裕で寝る。
身体が重すぎて、起き上がれないから、また寝る。
そして這うように近所の銭湯に行ってようやくまた元気な身体に再生する。

運動して、疲れて、回復して、また運動して、を繰り返すことで、少しずつだけど、レベルが上がる、気がする。本当にすこーしだけ。

トレランはランニングとは違う動きも多いから、走ってるだけじゃカバーできないと思うけれど、やっておくに越したことはない。

わたしは、今年も、走る。

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