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日記なるもの 2019/3/25

なるべく毎日書きたい。
だけど小説やエッセイには労力がいる。
なので日記なるものを綴ることにした。

日記と言えばちょうど今日、映画「バタフライエフェクト」を観た。名作と呼ばれている映画から脚本や芝居の勉強しようと、昨年末くらいからDVDを借りたり、GYAOで観たり、コツコツ活動している。

バタフライエフェクトはTSUTAYAでサスペンスの欄に置いてあって、ランキングが高め。当時話題になったことでタイトルは知っていたが、内容もほとんど知らず、誰が出演しているのかさえ分かっていなかった。DVDをプレーヤーに入れるとメインメニューが出てくるが、それが私の好きな「SAW」に似ている、画面が揺れる効果にしてあったから、『あれ、これはマジでホラー寄りのサスペンスかしら』と思ったくらい。

見始めると、訳が分からない。サスペンスでもない感じ。タイムリープものだと言うことだけは知っているけれど、それも起こらない。ただ、記憶障害の主人公の少年が辛い幼少期を過ごしているという話。もちろんその記憶障害が後々に繋がっていくのだけど、最初はこれからどんな謎解きや伏線回収が行われるんだろうと、画面とにらみ合いっこをして観ていた。

ストーリーは主人公が青年になってから大きく動き出す。好きだった幼馴染の死をキッカケに失くしていた記憶を取り戻そうとする主人公。そこで自分にタイムリープする能力があると気付く。失われていた記憶の中に、主人公と幼馴染の運命を決める出来事が起きていたのだった。何とか運命を変えようと何度も過去に戻り、躍起になる主人公。だけど、自分の身に災難が起きたり、家族が苦しんだり、他の幼馴染が不幸になったり、どんどん泥沼にはまっていく。そして最後に彼が選んだ結末は..…という話。

ちょっと前に「アバウトタイム」を観ていたから、比較もしていたけど、同じテーマ(題材?)を扱っていても、こんなに見せ方を変えられるんだなと。(アバウトタイムは超ハッピーエンドで心が温まるホッコリ系映画)まぁそりゃ同じタイプの映画を作ってもしょうがないんだからそうなんだけどね。タイムリープやタイムスリップ系はもう味のしなくなったガムみたいに至るところで使われているものだけど、やっぱり噛んでみたい味のひとつだから参考にしたい。あとバックトゥザフューチャーなんかも今一度観たい。幼き頃だったので大まかにしか覚えてないし、今やその記憶はUSJのアトラクションにとって代わっている気がする。

あと、バタフライエフェクトの主人公エヴァンを演じるアシュトン・カッチャーはデミ・ムーアの元旦那だったと知ってビックリ。日本ではそこまで知名度がないけど、アメリカでは売れっ子だったみたい。

最近、映画を見た後すぐにネットで評価や内容を検索しているので、そういったゴシップネタも一緒に知ることができる。色んな人の色んな評価を読むのも楽しいし、自分が見抜けていなかった伏線やトリック、思いもよらぬ感想などもあって勉強になる。余計なものもあるけど。あとは製作費がいくらとか、原作があるか、脚本は誰か、そういう点も気にするようになったのはやっぱり脚本を書き始めたからかな。

ちなみにバタフライエフェクトの中でタイムリープする方法は「過去に書いた日記を読むこと」だから、現代に置き換えるとブログやnote、SNSになるってことかな、なんて思った。あら、もうお話書けちゃうんじゃない?笑

ちなみにその②、バタフライエフェクト(butterfly effect)とは、『小さなチョウの羽ばたきが、地球の裏側で台風を起こすこともある』という、カオス理論を簡潔に表現するときにつかわれる喩え。つまり、『小さなチョウの羽ばたき』=<初期のわずかな変化>が、『地球の裏側で台風を起こす』=<思いがけない方向へ発展してゆく>ことがあることをいう。

今の私が起こした『日記を書く』という行動が、ブラジル辺りで何かを起こすこともあるってことか…(違う)

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